仮の人格
素直になれない。
意地を張ってしまう。
どう振る舞えば素直になるのかが分からない。
世の中には素直で在るという感覚が麻痺していて、
素直と言われても、どうすれば良いのかが分からない
という人や状態が存在するらしい。
辱めや懲罰を受けた影響、
他人や社会との摩擦に傷心した影響などが、
身を守るための仮の人格、外界にとって都合の良い人格を作り出したか。
どんな人でも、そのような仮の姿を自分だと信じて疑わない
呪縛の影響を受けている部分は残っている。
対人関係でも生き方でも自己表現でも、
辱められることや傷を負うことに関する蟠りの影響が解けると、
楽で心地良い状態になるだけでなく、
びっくり仰天するくらい一変する気がした。