蓬莱〜武奈ヶ岳〜北比良テント泊 ソロ
今季は思うように登山をできていない。
自転車にも乗れておらず、怠惰にビールとポテチを貪る日々であった。
本来なら、GWに残雪登山を行い良い気持ちで各所の登山をしたはずだ。
何を思ったのか、六甲山全山縦走をトレランスタイルで行い左膝(人によっては名前をつけるので、膝子とする。イントネーションはクミコ)から叫びが届くようになった。
2週間ほど保存療法を行ったが、改善せず実質的ワカツキ登山隊隊長でもあるりっぷさんのヨメンゴの勧めもありスポーツ鍼灸整体へ通うことに…。
徐々に良くなるような気がする膝、通勤如きでピリつく膝(毎日12%の激坂を登り降りしている)一進一退の戦いだった。アーマードコアで言うなら初期のパルテウス戦だ。50回ぐらい心が折れた。軽量機に拘るから悪いのはわかっている。だが、誉を捨てれない。
なんやかんやあって、富士ヒルを無事に乗り越え、ハクト殿下から「えだちゃん腹やばいな」と言われ、1時間のヒルクライムできるならまあ登山できるでしょと思いつつ、傷ついた心と久しぶりの登山に胸を膨らませ比良へと旅立ったわけだ。
蓬莱の滝ルートで登っていく。比良マスタージェダイクミコが蓬莱の稜線が比良で1番綺麗や…って言ってた。
ここからスキー場へとつなぎ、今日の営業に向けてお仕事中の方々に挨拶を受けつつ抜ける。
慎重に下り、登る時もケツを意識して歩いた甲斐もあり無事武奈ヶ岳に到着。
何気に北上するのはソロでは初めてで、近畿圏の中ではもっとも気持ちが良いルートの一つではないだろうか。
八雲が原にするのか北比良にするのかフラフラと歩きながら悩んだものの、プロ野球を見たいと言う非常に意識の低い理由で北比良を選んだ。
結局八雲が原で止まったことないので、そのうち泊まりたい。
いつになるかわからんけど。
この日は雨予報だったが、日中はずっと晴れ強風ではあったが素晴らしい温度であった。が、夜に一日分の雨を凝縮したような雨が降った。
湿度が高いと汗をかくが森の雰囲気は好きだ。
北欧メタル感ある。
無事に下山し、膝との和解を果たすことができましたとさ。
完
ひらとぴあで温泉入ると、駅まで歩かなくて済むよ。