「大学全入時代」だからこそ学ぶ目的が求められる
あなたと共に成長したい。
元高校教師(国語)の
たこせん枝瀬です🐙
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教育は
自分が変わらないと
他人を変えることなんてできない。
=「主体変容」
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【たこせん枝瀬の発信の足】
【今回は主に「地域共育」編】
・日本や地域の未来に関心のある方
・教育に興味のある方
・お子さんをお持ちの方
に特におススメの内容です。
生き残るのは「変化に適応した者」
連載シリーズの第4回目です。
連載シリーズのテーマは
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25年後の未来を迎えるにあたり、
今の子どもたちにどうなってほしいか?
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みなさんの25年後。
子どもたちの25年後。
そのときの日本が
どうなっているのかを
正しく学んだ上で
きたるべく
未来の準備をしていきましょう。
大学全入時代
上のグラフが示す通り、
25年後の日本は
人口が1億人程度まで減少、
生産年齢人口の占める割合が50%になり、
人口の半分は子どもと高齢者になると
予想されています。
今年の4月、
民間の有識者グループ
「人口戦略会議」が発表したレポートによれば
全体の4割にあたる744の自治体が
「消滅可能性自治体」に該当します。
人口も減り
少子化も進むのですから
見方を変えると、
子どもたちにとって、
大学はかなり入学しやくなりました。
すでに
「大学全入時代」に
突入しているといわれています。
大学側の事情
一般の方は、
あまり考えたことのない
視点かもしれませんが、
「大学全入時代」における
大学の立場を考えてみましょう。
①受験料は重要な収入源
端的に
大学がサバイバルするために必要なのは
優秀な学生
と
経営を成り立たせるためのお金
の2点です。
優秀な学生が実績をあげて、
大学の知名度・人気が高まれば
受験生が多く集まるわけですが、
大学入試の受験料の
相場は35000円(私大の場合)。
たとえば、
某私立大学の
2024年度一般入試結果は
でした。
受験料がどれだけ集まるかというと、
志願者7.5万人×受験料3.5万円
=約26.5億円!!
この大学は
日本でも有数なマンモス校ですから、
特に際立っていますけど、
大学にとって
受験料が
大きな収入源になっている事実が
わかると思います。
②受験さえしてくれればいい
本音ベースで
(やや露骨な言い方で)いうなら、
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出願してくれるかどうかが
大学の経営にとって重要
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で、
大学は
(合格不合格にお構いなく)
たくさんの受験生に
出願してほしい!!
はずです。
だって、受験料だけで
約26.5億円になるんですから。
③少子化は大学の死活問題
ところがです!
この大学の
2023年度の志願者数は約98000人。
(2024年度は約75000人)
なんと1年で
2.3万人の志願者が
減っていることがわかります。
ということは
約8億円の受験料減ということで、
これは、
かなりインパクト大きいですよね。
実は、
この大学は
部活動等で不祥事が重なり、
マスコミにも
大きく取り上げられたのもあって
志願者数が減少しているのですが、
どの大学も
大なり小なり
少子化によって
受験料の減少傾向が続き
経営難に直面しているのが実態です。
いえいえ、
上位大学だって
今の立場に安住することはできず
むしろ
国際競争力を競っていかなければ、
グローバル化の流れを
生き残ることはできません。
要するに
どの大学も
サバイバルに
必死なんです。
地方の高校は、首都圏大学のオープンキャンパスに行かせない
ここまでの話の流れを
まとめると
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①少子化で、地方も大学もサバイバルに必死
②受験してくれるだけで大学の収入源になる。
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になるのですが、
この前、
地方の高校教師と話して
おもしろかったのは、
地元高校生を
首都圏の(特に)
私立大学のオープンキャンパスには
決して行かせない
らしいんです。
そういう大学は
受験してもらうために、
あの手この手で
キラキラを演出するんですよね(苦笑)
地方の高校生にしたら
首都圏大学のキラキラした姿を見たら
憧れるのは当然で、
結果的に
地元の高校生を
首都圏に奪われることになりますから。
ところで・・・
「大学全入時代」の
大学の立場を説明しました。
ここまで読んでくださった
読者の方に考えてほしいのは、
学生が、
大学に行く意味って、
何ですかね・・?
最近、痛感するのは
で、
学生に限らず大人だって、
学び続けてなければ
サバイバルできないです。
大学が生き残りをかけて
志願者数集めに必死になっているのは
わかっていただけたと思うので、
それならば
これからの学生は
何を学んで
どんな能力を身につけるといいのか?
そこらへんのところを
次回、記事にして
この連載シリーズは完結したいと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
嬉しくてタコ吹いちゃいます(˶˙๏˙˶)♡
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ついでにkindle本出版してます!
こちらも是非、お読みいただけたら嬉しいです。