ブラック労働でしか達成できない何か、と、人の感情を読めないアスペルガー気質のリーダーにしか達成できない何か、が詰めに詰まった本。 普通であろう、バランスを取ろう、周りとうまくやろう、を大事に生きていては、達成できることに限界はあることがよく分かる。 私は振り切れない方のバランス人間だし、それで良いけど、世界をリードしてくれる、型破り型の人間の邪魔はしまい、と改めて胸に誓う。 そんなつもりなくてもしてしまうから、ほんとに気をつけないと。息苦しい雰囲気を使ってしまうだけで、心
引き込まれ、途中から一気に読んだ。 何度も発行年度を確認。20年近く前の話とは思えない。 無償の愛とは親が子に与えるもの、と思っている人はみんな読んでほしい。 無償の愛は、むしろ子供が親に掛けてしまうもの。身勝手で、最低なばかりの親に、それでも期待し、愛を注ごうとする子供の姿がただただ、辛い。子供にとって親がどれ程重い存在なのか、かけがえのない存在なのかを何度も突きつけられる。 そしてそれは、子が大人になってからも続く。人を信じることが難しくなったり、期待しては傷ついたり
怖。が第一の感想。ホラーとかじゃない、でももしかしたらそれ以上に、怖い。 Kindle Unlimitedだし、短いので、未読の方はぜひ。教師と教え子の関係をスリリングに描いた本、とのことだけど、本当にゾクゾクする。 そして、読み終わったら、Amazonレビューを読むのもこの本の楽しさ。え!そんな視点なの!?え!そこだけ?他には?え!偏ってない!?…てつい思ってしまう自分の偏狭さにも、気づけます。私だって偏ってるのにね。 それを味わいたい人は、ここから先は、読んでから。