フレディクルーガーとウルヴァリンがラップバトルするアレの和訳
ERB歴が気が付けば5年近くなりました。藤野枝豆です。趣味の記事です。
新シリーズ記念ってことで初和訳。フレディクルーガーとウルヴァリンがラップバトルしてます。繋がりは「爪をもったキャラクター」。繋がりが希薄だとか言うな。
【この記事の見方】
英語歌詞
日本語訳
(解説)
フレディ・クルーガー
1, 2, Freddy's coming for you,
1…2…フレディがやってくるよ
3, 4, better lock your- lock your- lock your- lock your-
3…4…鍵を閉めて、閉めて、閉めろ、閉めろ!
(エルム街の悪夢の予告でも流れる曲の引用。実際は「lock your door」と続きます)
Welcome to prime time, bitch! Better stay awake like a meth head.
最高の時間にようこそ、クソ野郎!メタンフェタミン中毒みたいに起きてたがいいぜ
(“Welcome to prime time, bitch! ”というセリフはエルム街の悪夢3で実際にフレディが発したセリフの引用。methとはMethamphetamineの略。本当は処方薬として使われるが興奮作用目的で薬物依存になる人もいる。フレディは夢の世界で人を殺すので、ウルヴァリンに眠らないことを薦めているわけです)
Spread red on your bedspread till you're lying there on your death bed.
お前が永遠の眠りにつくまでベッドカバーを血で染めてやろう
(一作目エルム街の悪夢のワンシーンからの引用。グレンという男が殺された際に、ベッドの真ん中から間欠泉のように赤い血が吹き出します。フレディはウルヴァリンが死ぬまでそれをやり続けるっていうわけです)
You got a healing factor? I got a kill bitches on the ceiling factor!
ヒーリングファクター、治癒因子っての持ってるのか?俺はシーリングファクター、キルビッチを持ってるぜ!
(これも一作目からの引用。ストーリーの序盤におけるティナの殺され方の引用。ティナは天井に向かって空中を浮遊したあとに叩きつけられ、そのまま天井でひきずられながら殺されます。ウルヴァリンはヒーリングファクターという能力を持っています。簡単にいうと傷がすごく早く治るという力です。フレディはウルヴァリンのこの能力と自分自身が行った殺し方を掛けて、「healing factor」と「celling(天井) factor」としているわけです。この掛詞を伝わりやすくするために和訳でも「治癒因子」と「キルビッチ」で韻を踏んでみました)
Under that mask, you're a singer/actor. Under my skin, I'm a slasher/slasher!
マスクを剥がせばお前は「シンガーでありアクター」俺が肌を剥がせば「スラッシャーでありスラッシャー」!
(ERBはしばしば映画やマンガのキャラが登場します。そのキャラ達に対するdisなどでよく使われる恒例の中の人ネタです。実写版のウルヴァリン役といえばヒュー・ジャックマンです。彼のそれ以外の代表作といえば「レ・ミゼラブル」とか「グレイテスト・ショーマン」でしょうか。そこで彼は持ち前の歌声を披露しています。フレディはここに目を付けます。フレディは一作目で子供たちに対する性的虐待の容疑で生きたまま火あぶりにされて死んでしまいます。フレディの顔の痛々しいただれた傷はこの時の名残です。彼の姿を見てみると、その傷のために肌の下の筋肉まで見えていますよね。なので、ウルヴァリンのマスクとフレディの肌を掛けて中の人ネタで揶揄しているのかなあと思ったりします。あくまで推測ですが…)
Bitch! I come from Wes Craven's twisted mind.
クソが!俺はウェス・クレイヴンの歪んだ心から生まれたんだ
(ウェス・クレイヴンはエルム街の悪夢の監督。「スクリーム」の監督もこの人です)
You come from comic books that kids get when they're well behaved at Christmas time.
お前はいい子ちゃんがクリスマスプレゼントでもらえるマンガ本から生まれたんだろ?
(ウルヴァリンはマーベルコミック、つまり漫画のキャラクターです。それをバカにしているわけですね)
Flock of Seagulls called: they want their hair style returned,
フロック・オブ・シーガルズが「俺らの髪型を返せ!」って言ってたぜ
(フロック・オブ・シーガルズはイギリスのロックバンドで1983年にはグラミー賞も受賞しているほどのバンドです。彼らの代表曲「Wishing」でリーダーのマイク・スコアは「シーガルヘア」というウルヴァリンの髪型そっくりの…まあ一言でいうと変な髪型をしています。このバンドがウルヴァリンに対して「うちのリーダーの髪型パクってんじゃねえぞ、返せ」って言ってたよってフレディは述べています)
And that wasn't even my main diss, it was just a side burn.
あぁ、これが本題のdisじゃないぜ、これはただの「サイドバーン」だからな
(sideburn(サイドバーン)とは、もみあげとヒゲがつながったスタイルのことを指します。ウルヴァリンの髭といったらこれですよね。また、ここにおける「サイドバーン」にはもう一つ意味があります。burnという言葉には「燃える」という意味があります。フレディといえば前述で火あぶりになったことなどからしばしば火も彼に対するイメージとして使われます。更にburnの前に「mainのdiss」に対する「sideのburn」とすることで前述の髪型についてのラインは本題ではなくて副題という意味も含めて使われているわけです。こんなん初見で分かるかい…)
ウルヴァリン
Nice glove, bub, but I'm real from bones to teeth.
いいグローブだな、お前、だが俺のは骨から歯まで本物さ
(「bub」はウルヴァリンが誰かを呼び掛けたりするときにつかうフレーズ。フレディの爪つきのグローブに対して自分の爪は自分自身の体の一部だと述べています)
That claw's like a strap on: there's a pussy underneath.
お前の爪はプッシーを隠すために上から履くストラップオンみたいだ
(1バース目の最初がド下ネタである。ストラップオンとは女性同士で性行為を行う際に履くことがある、男性器を模したものがついたパンツのこと。「pussy」とは本来の意味は女性器であるが、別の意味では日本における太郎忍者内で使われている「Pussy」のように臆病者という意味もある。つまりフレディの爪はまるで偽物の男性器のようなもので、それを取ってしまえば単なる臆病者だとウルヴァリンは述べています)
Don't sleep? That's all you got for me? I could defeat your ass with a cup of tea!
「寝るな」だと?それが言いたいことのすべてか?じゃあ一杯の茶飲めば倒せるんだな
(フレディは人の夢の中に現れます、これに対してウルヴァリンはカフェインが入っている茶を一杯飲むだけで倒すことができるとフレディの1バース目の「寝るな」という忠告に対してアンサーしています)
I've been to hell and back and whooped Satan's ass, you got beat by a Nancy on Elm Street.
俺は地獄に行って戻ってきた、サタンのケツを蹴っ飛ばしてからな、お前はエルム街のナンシーに負けたんだろ?
(漫画「Wolverine Goes To Hell」において、ウルヴァリンは地獄に行ってサタンを相手にして勝利します。一方、フレディは一作目のラストでナンシーという登場人物に夢の中におけるフレディの力の源である恐怖心を自己暗示を用いて無くす方法によって弱体化、そのあと撃退されています。また「Nancy」という言葉は男性に対して「女々しい奴」という意味で使われることもあり、その意味もあるとか)
You wanna talk about burns, mac?
「バーン」について語りたいのか、なあ?
(フレディ1バース目ラストの「sideburn」の「burn」について言及しています。ここでは「火傷」と考えていいと思います。あとラストの「mac」は人を呼び掛けるときに使われる表現らしく、アメリカで主に用いられるらしいです)
The PTA turned your face into Deadpool's ballsack,
PTAはお前の顔をデッドプールの陰嚢に変えやがった
(フレディのそのただれた火傷の跡の理由は前述のとおり、児童虐待の疑いによって怒った親たちに生きたまま火あぶりにされたから、それについてのラインです。更にデッドプールはERBにも出ている、MAVELの人気ヒーローの一人。実写映画の中でデッドプールのボロボロになった肌を持つ素顔の様子を親友であるウィーゼルが「お前、フレディとユタ州(高い山々に対し砂漠や湖が多くある場所らしく、高低差がかなりある)の地形図がヤったあとみたいな顔じゃねえか」と揶揄するセリフがあります。そこからの引用なわけです)
Wrapped in a Where's Waldo? sweater,
「ウォーリーをさがせ!」のセーターに身を包んでいる
(ウォーリーをさがせ!はウォーリーという男を人込みの中から見つけ出す児童書。そのウォーリーの着ている服とフレディの着ている服はそっくりです)
Jason can't talk and he rocks the mic better!
ジェイソンは喋れないけどお前より場を盛り上げるのが上手いんだぜ
(「ジェイソンvsフレディ」で共演したことからも、たびたびジェイソンとフレディは比較されます。ジェイソンはシリーズを通して話すことはありませんが、ウルヴァリン曰くしゃべることができないジェイソンよりもフレディはラッパーとしてダメだと述べています)
So step into my cat nap, see if you can hack that, better hang on to your wack hat,
俺の居眠りに入り込んで切り裂くことができるか確かめてやる、そのダサい帽子が驚くついでに吹っ飛ばないように押さえたがいい
(「better hang on to your wack hat」の部分は直訳すると「ダサい帽子を押さえていた方がいい」になりますが、調べてみたら「hang on to your hat」で「驚かないでね」という意味があるらしいです。驚いたときの衝撃でかぶっていた帽子すら吹っ飛ぶぞ、だから帽子を押さえておいてねという意味らしいです。うーん難しい…また、この表現を使ったのは、フレディのトレードマークのひとつである帽子をバカにする為でもあると思います)
'Cause your worst nightmare ain't Hugh Jack Shit compared to the least of my Weapon X flashbacks!
なぜならお前が見せる最悪の悪夢とやらは俺のウェポン X計画のフラッシュバックに比べたらヒュー・ジャッ「クソ」だからだ
(「ウェポンX計画」とは、1991年から連載された「ウェポンX」シリーズにおける、ウルヴァリンがアダマンチウムを埋め込まれるきっかけになったもの。作中においてウルヴァリンは洗脳をされ殺戮マシーンにされてしまうがなんとか研究施設から脱出する。しかしそのときのフラッシュバックが定期的にウルヴァリンを襲うようになります。そのフラッシュバックに比べたらフレディの悪夢はなんでもないことだと言っているわけです。また「jack shit」は否定語とともに使うことで「まったく~ない」という意味になります。フレディが1バース目でウルヴァリンの中の人である「ヒュー・ジャックマン」との掛詞ってわけですね)
I'm the adamantium champion X-man!
俺はX-MENの中で一番のアダマンチウムの王者
(「アダマンチウム」は架空の合金で、ウルヴァリンが前述の「ウェポンX」にて埋め込まれたものです。爪の素材はこれ。また、「X-man」とあえて「X-MEN」ではなく「man」としているのは「champion」というフレーズや、実際にシリーズで一番の人気を誇ることなどから「man」にしたのかな?ということで「一番の」というフレーズを意味に追加しました)
You'll only ever be half of Edward Scissorhands!
お前の爪の数はシザーハンズの半分にしかないだろう!
(直訳すると「お前はエドワード・シザーハンズの半分にしかなれないだろう」となりますが、分かりやすくするために「爪の数」というフレーズを入れてみました。シザーハンズはジョニーデップが演じた映画「シザーハンズ」のキャラクター。彼の両手には爪がありますが、ウルヴァリンはフレディの爪つき手袋がひとつしかないのをシザーハンズと比べています)
So don't get me more pissed, chump.
だから俺をもう怒らせないでくれよ
(そのままの意味ですね)
I'll take your whole franchise out with a fist bump!
お前の映画のシリーズなんてグータッチ一回で破壊してやる
(エルム街の悪夢は一作目のヒット後シリーズ化されました。といってもウェス・クレイヴンが監督をやっていない、ホラージャンルでヒットしたあとによくあるタイプのもので、出来は作品ごとでバラバラなんですけど…ここで「フランチャイズ」という意味の単語である「franchise」を使ってるのは続編という名の「名義貸し」みたいになってどんどん一作目のイメージから逸脱していったフレディのことを揶揄してるのかなあと)
フレディ・クルーガー
Look at the size of your body! How could I possibly think I'm in trouble?
俺の体のサイズを見てみろよ!どうして俺が危うい状況だと考えることができる?
(ウルヴァリンは身長約160cmと小柄です。フレディは小柄なウルヴァリンを相手にすることがピンチなわけがないと伝えています)
I can't tell the difference between your action figure and your stunt double!
俺はお前のアクション人形とスタントマンを見分けることができないくらいだぞ
(「stunt double」とは、スタントマンの中でも実際に演じている役者の顔が見えないようなアングルで危ないアクションを行うスタントマンのことを指します。フレディは自由自在に動かすことができるアクション人形(手足を自由に動かせる人形みたいなもんですね)とヒュー・ジャックマンの代わりに危ない場面を演じているようなスタントマンのことを指しながら、ウルヴァリンの身長の小ささや、彼が映画でスタントを使っていることを揶揄しています)
What's the matter, you look tired, eh?
おいおい、どうしたんだよ、疲れてんのか?なあ?
(フレディは夢の中で相手を殺すので、疲れたんなら眠れっていうことです。また「eh?」はカナダのスラングで「なあ?」とかいろいろな場面で使われています。ウルヴァリンはカナダ出身なので、真似していることになります。ERBはたいていこういう人種ネタを入れてきます)
I'll be in your bed tonight, unlike Jean Grey!
ジーン・グレイじゃなくて俺が今夜お前のベッドにいるだろうな!
(ウルヴァリンのトラウマを全力で抉りに来ました。X-MENシリーズに登場するジーン・グレイに対して、実写映画においてウルヴァリンは思いを寄せていました。一度は死んだかと思われていましたが、彼女はウルヴァリンの因縁の相手であるマグニートーに操られてしまい、敵となってしまいます。最終的にウルヴァリンがその手でとどめを刺すことになりますが、これはウルヴァリンのトラウマになったらしく『ウルヴァリン: SAMURAI』では彼女が夢の中に登場し、それによってウルヴァリンが苦しむという描写があります。単純に「ジーン・グレイがお前のベッドにいない、居るのは俺!」というニュアンスでも受け取れますが、バックグラウンドを考慮したら同じような悪夢だとしても現れるのはジーンではなく、フレディであるという考察でもありかなあと思います)
As for me, I'm a chick magnet,
一方俺は女を磁石のように惹きつける奴だ
(「chick magnet」で女性を惹きつける男性のことを示す言葉)
So heavy metal bitches are real attracted.
だからヘビメタの女たちは俺に魅了されてるんだよ
(パンクやメタルに当たるアメリカのバンドストームトゥルーパーズ・オブ・デスが「フレディ・クルーガー」という曲を出していることなどからも、メタル界隈において80年代のホラー映画の影響を受けた楽曲は多く存在しています。また、こういったメタル界隈の女性ファンは特にエルム街の悪夢を好きになる確率が高いといいます。更にこれら金属に関するリリックはすべてウルヴァリンが架空の合金「アダマンチウム」を埋め込まれていることや、「magnet」というフレーズでウルヴァリンの宿敵「マグニートー」を暗喩しているのでは?と思われます)
What the fuck's a wolverine? Some kind of an angry beaver?
てかウルヴァリン(クズリ)ってなんだよマジで?獰猛なビーバーの一種か?
(ウルヴァリンの名前の由来になった英語で「The wolverine」と呼ばれるイタチ科の一種「クズリ」のことをこのバースで指しています。またクズリは無茶苦茶気性が荒いらしいです)
I was more intimidated by a tiny Canadian the first time I saw Justin Bieber!
チビのカナダ人なら初めてジャスティンビーバーを見たときの方がよっぽど怖かったぜ!
(ウルヴァリンがカナダ人なのは前述の通り。ジャスティン・ビーバーは皆さんもご存知の通りカナダ人の歌手ですね。ちなみにERBの初期にベートーヴェンと戦っていたりします…ウルヴァリンの身長の小ささをとことんバカにしつつ、同じカナダ人でチビならジャスティンの方がウルヴァリンより怖かったぞとフレディは述べています)
ウルヴァリン
(ahhhh!)That verse stung, bub, but I've already recovered.
今のバースは効いたぜ、お前…でももう傷は癒えた
(ウルヴァリンが悪夢から覚め、自宅に場面が変わります。ウルヴァリンにとってフレディのバースはかなりのダメージでしたが、ウルヴァリンは前述のとおりヒーリングファクターがあるので即座に回復したということをフレディに対して言っています)
I'll call you tomorrow morning if I need my toast buttered.
明日の朝、トーストにバターを塗ることになったらお前を呼ぶことにするよ
(フレディの爪のことをバターを塗るときのナイフレベルだと言っています。また、「Elm Street Freddy Krueger Bread Toaster」というフレディのファングッズでトースターがあることも指しているとか。ちなみにこのファングッズ、アマゾンレビュー見る限りあんまり本来の用途としては使いづらいだとか…)
I ain't got time for this. I'm saving the world. What qualities do you bring?
俺は世界を救わなきゃならないから暇じゃないんだ、お前はいったいどんな奴だ?
(ウルヴァリンは作中でたびたび世界を救っています。一方、ウルヴァリンに対してそんな世界を救っていた自分に対してお前はどういう奴なんだ?と問いかけつつ、次のフレーズに映ります)
You're a pedophile from the Midwest. At least R. Kelly could sing!
お前はアメリカ中西部の小児性愛者だろ?少なくともR.ケリーを歌うことができるだろ!
(前述でもありますが、フレディは生前、子供に対する性的暴行を行っていました。また、エルム街の悪夢の舞台はオハイオ州です。また、R.ケリーはR&Bにおいて多くのヒットソングを出し、1996年にグラミー賞を二部門で受賞した歌手でしたが、2019年1月にドキュメンタリー「Surviving R.Kelly 和訳:R.ケリーから生き延びて」が全米公開されたことで彼の性的虐待や未成年の女性に対する暴行が問題となりやがて逮捕されてしまいます。ウルヴァリンはこのR.ケリーとフレディを掛けて揶揄しています。いわゆる時事ネタ。)
So you got the wrong room if you're looking for fear.
お前は恐怖を探しているというのならお前は間違った場所に来てしまったな
(フレディは人々から怖がれることによって夢の中に現れます。ウルヴァリンはこのことを指し、フレディのことは怖くないから、来たことは間違いだと述べています)
Only thing that scares me is a fridge with no beer!
俺が唯一怖いと思うものは冷蔵庫にビールが無かった時だけだ!
(ウルヴァリンは酒やたばこが大好きです。冷えたビールがないことが彼にとって唯一怖いとフレディに対して言い放っています)
That face tells me you've met your match,
その顔から見るに、自分が適わないって思ったみたいだな
(「you've met your match」で技量的に適わない相手と出くわすことを意味します。フレディの顔から見るに、ウルヴァリンはすでに勝ったと確信しています)
But come back if you've got another itch to scratch!
だがお前がもしその爪で切り裂きたくてうずうずするのならまた戻ってくるがいい!
(「itch」は痒み、という意味から発展して「~したくてうずうずする」という意味になります。スラングですね。フレディはたとえ夢の中で殺したとしてもすぐ復活することができます。今は負けたとしてもまた挑んでくるのなら相手になるぞ、とフレディに対して述べています。)