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心配性とクーリッシュ。

 私は甘いものが大好き。名誉金欠大学生だけどついつい甘いものを買って一時の幸せに浸る。ああ、しあわせ… お金の無駄遣いだとは一切思ってない。必要経費だから。
 その中でもアイスクリームなどの冷たくて甘いものは大大大好き。夏だしね。そういうの食べたくなる季節。まあ冬でも全然食べちゃう。なんなら冬の方がアイス食べている説まである。(?)
 で、アイスを食べるときは大概専門店をはじめとしたお店で食べる。サーティーワンはたまに。どちらかというと個人でやってる専門店とか、観光地のご当地ソフトとか、そういう系統が好き。

 反面、コンビニとかスーパーでアイスを買うというのは例外を除いて滅多にない。家に帰ってアイスを食べたいという気持ちは強いけど、少なくとも一人暮らしを始めてからは家にアイスをストックしたりとかは一切していない。本当はストックしておきたいけどね。だからいつもコンビニとかスーパーでバラエティパックのアイスを見るたびに悩む。でも数分ウロウロして悩んだ挙句結局買わない。そんなのを毎回繰り返す。それはもう頻繁に。
 …その行動の理由なんてなんとなくわかっている。

簡潔にまとめるのであればそれは私が心配性だということ。

…うん、まとめすぎたかも。

 もう少し長く書こう。アイスが溶けたり、床に落としたりするのが怖くて食べられない。その心配がアイスの欲求に勝る。そういうこと。

 
「へ?」って感想の人の方が多いと思う。というか共感なんて滅多にいないはず。だってそういう人が沢山いるのなら、スーパーやコンビニでアイス売り場は売れないから絶滅に近いはず。だから全然家に持ち帰れるはずなのに。でも買う勇気が出ない。

 最寄りのスーパーは歩いて数分、コンビニなんて5分圏内にあるのに。すぐに持って帰れば大丈夫だと思えるのに。でも買えない。なんか溶けそうな感じがする。こわい。

 そもそも、溶けたとてまた冷凍庫に入れればまた冷えるからいけるはず。でも買えない。それはなぜか味が落ちそうとかいう根拠のない不安に支配されて一番イヤだ。あとなんか変な形で棒アイスが凍ったら萎える。そんな棒アイス見たこともないのに。

 じゃあコンビニとかスーパー出てすぐに食べ始める?結論から言うとカップに入っているアイスはギリギリ行ける。棒アイスは無理。なんでこの期に及んで難癖をつけてるんだろう。本当にアイス好きなんだろうか私。

 …だって地面にアイス落としそう。棒アイスなんて落とさずに全部食べ切るとかモノにもよるけど夢物語。少しでも、欠片でも落とすとすごく申し訳ない気持ちになる。別に虫はそんなに嫌いじゃないけど、落としたアイスの欠片に虫が集るのも考えるだけですっごく嫌かも。自責の念に駆られる。

 …だってアイスって手についたらべたべたする。いや、毎回手にアイスが付くほど食べ方悪くはないよ?でも外で食べてると汚れたときに手を拭きにくくない?お店なら紙ナプキンとかゴミ箱とかちゃんとあるからいいけど、道端で食べてるとそうはいかない。毎回ティッシュとか持ってるとも限らないし、あってもカバンやリュックの奥の方にあったりして簡単には取り出せない。不快。

…だってゴミ簡単に捨てれない。べたべたするゴミが発生するのは確定だとして、どこで道を捨てられるか分からない状況って怖い。それをなんかリスキーに感じてしまう。心配。


 まあなんやかんやでいろいろ心配事をしてしまいスーパーやコンビニでなかなかアイスを買えない。食べられないことはすごく悲しい。けどそれ以上にいろんなことで不快な気持ちになるなら、と自制してしまう。
 さっき冬の方が食べると書いたけど、それも心配性から。気温の高い夏にアイスを食べようとすると、早く溶けそうな感じがしてすごく心理的に焦る。結果的に急いで食べてしまう。なんかもったいない気持ち。それなら冬の方が不安材料がひとつ減って個人的には食べやすい。それだけの理由。なんか他の人から見たら「しょーもな笑」って思うんだろうし、実際冬の方がアイスを食べるという話をリアルですると確実に心配しすぎだと笑われる。個人的には由々しき問題だけど多分この気持ちはだれにも理解されないんだろうなと諦めている。でも自分が安心して食べれないんだからどうしようもないじゃない。もういいよ。


 そんな私にも親友とも呼べるアイスがある。もう既に感づいてる方も多いような予感がする。そのアイスとは今回のもう片方の主役、クーリッシュ。

 
そう、さっきの数多の心配に対して、私は対抗策としてクーリッシュをいつも選んでいる。もう誰かとコンビニに行ってアイスを買う流れになったらほぼ確実にクーリッシュしか食べない。マスビー。
 理由は簡単。溶ける心配が少なくて、手が汚れないから。もちろん味もおいしいけど主目的かと言われれば違うね。
 まず、買った直後というのはカチカチでむしろ食べられない。とりあえず手とかで温めながらいい感じの柔らかさになるまで少し待つ。多少柔らかくなったら後は呑気に吸ってるだけでおいしいアイスクリームが楽しめる。溶けすぎても手はベトベトしない。バニラスムージーになるだけ。
 アイスを食べることって別にいつでもできることのように感じるけど、自分が手軽に、そして安心してアイスを食べたいとなればクーリッシュしかないのだ。クーリッシュには文章で伝えづらいけど、なんかこう、絶対的な安心感がある。この感覚わかる?どうなんだろ。

 そんなわけでまともにアイスを食べようとすることにいろいろ心配してしまう私にとって、夏にアイスはクーリッシュ一択。もちろん本当にクーリッシュしか食べない訳じゃなくて、さっきも言ったようにアイス屋とかで食べるときも、人の家や実家で置いてあるアイスをいただくことも当然ある。あくまで自発的に食べるなら、の話ね。

 やっぱりパルムとかアイスの実とか食べたいな…でも冬まで我慢。冬なら気分的に多少安心して食べれるから気温の高い今はクーリッシュで我慢しようね私。…まあ手の熱が伝わりそうなアイスの実みたいな氷菓は今後一生食べれなさそうな気もするけど。
 

 結局このnoteで何を書きたかったのか自分でもよく分からない。後で見返したらなに書いてるんだろってなりそう。でもまあいいや。
 以上、心配性をこじらせすぎて大好きな食べ物の大半が手軽に味わえないという私の矛盾に満ちたお話でした。…もしロッテのえらい方がこの記事を見てましたらどうか案件下さい(無理難題)いや、いらないけどね。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
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