『母の日が嫌いだ』の一年後

お久しぶりです。えだまめです。

一年前、『母の日が嫌いだ』という記事を書きました。
『お母さん、産んでくれてありがとう。と伝える日は二度とないかもしれない。』と締めくくったのですが、本当に伝える日は来ませんでした。

母は昨年亡くなりました。

今年、初めての母のいない母の日を迎えることになりました。
一年前の母の日は、母と大喧嘩をしました。

「両親のお世話をする人生がしんどい。もう全て投げ出していなくなりたい。」

母の日に、泣きながらそう伝えてしまったことを今でも思い出します。

「今日は母の日なのに。」

と、言いながら泣いていた母を見て、本当に親不孝な娘だと、本当に申し訳ないと思いました。でも、私も限界だったのです。

あの日が、母と過ごした最後の母の日になってしましました。
今年も律儀に母の日がやってきて、テレビでも街中でも『母の日』のワードが目につきます。一年前の自分が責められているような気がして、勝手に苦しくなっています。

今年はケーキを買って、仏壇にお供えしました。

おそらく来年の母の日も苦しくなって、そして仏壇にケーキをお供えするのだと思います。

やっぱり母の日は嫌いです。


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