そらいろのペンギン

1972年生まれ。東京在住。夫&息子2人&カメ1匹と暮らす。2021年7月9日よりnoteにて雑記ブログ開始。

そらいろのペンギン

1972年生まれ。東京在住。夫&息子2人&カメ1匹と暮らす。2021年7月9日よりnoteにて雑記ブログ開始。

最近の記事

いつかマスクをしなくていい日がやって来る

 今から15年ぐらい前、花粉症の私は外出時にマスクをするのが習慣だった。玄関で当時1歳の次男を抱っこすると、次男はすかさず私のマスクを下げ、鼻と口が見えるようにした。さりげなくマスクを定位置に戻しても、また下げられてしまう。  そうか、鼻と口が隠れた母の顔は見慣れていないから嫌なんだなと、マスクをするのをあきらめた。幼稚園に行く頃になったら、母のマスクは気にならなくなったようで、私の花粉症予防マスクは復活した。  話は変わって10年ぐらい前のこと。うちにはミシシッピアカミミ

    • バスの運転手さんに大声でお礼を言うことについて

       バスに乗っていて、これは一体何なんだろうとモヤモヤすることがある。それはバス停に着いたときに、一部の人が大きな声で「ありがとうございました!」と言いながらバスを降りること。  お礼を言いながらバスを降りるのだから、むしろ礼儀正しくてよいではないか、なんでそんなにつっかかるんだ、と思われるかもしれない。  ちなみに私が乗っているバスというのは、前のドアから乗って運賃を払い、後ろのドアから降りる路線バスである。  私がモヤモヤするポイントは「ありがとうございました!」は言

      • ノババックスワクチンを打って来た

        今までコロナワクチンは打ってこなかった。私は子供の頃から高熱が出やすい体質で、人生で原因不明の高熱が続いて入院するという経験を3回している。そのため、高熱が出るかもしれないというチャレンジ(=ワクチン接種)をする勇気はとても持てなかった。 一方、夫はマイナンバーカードを導入時にすぐ作るようなタイプで、すでに3回目の接種を終了している。 ここまでワクチンを打たずに来たのに、なぜ今さらという感じもしなくもないが、ノババックスワクチンを打とうと思った理由はふたつある。 一つ目

        • 運転免許証の更新に行ってきた

          運転免許証の更新のために警察署に行った。5年ぶりに行く場所なのにまあまあ覚えているのは、いつもと違う緊張感が漂う場所だからかもしれない。 美容院で髪を切ってから行ったので、午後2時頃に到着。こういうところは午前中のほうが混みそうだからガラガラかなあと思っていたら、ちょうどよい感じで人がいた。 私の列の前にいたのは白髪の男性だった。視力検査のところでなにやら係の人と話している。何かあったのかなと思っていると「では見えなかったら眼鏡でもう一度検査しますね。」と言いながら検査が

          久しぶりに手作りピザ

          今日はおやつにピザを作った。粉をこねるところから作る手作りピザ。作ったのはたぶん1カ月ぶり。 前回作ったときは水分量が多くなってしまい、生地を伸ばすときに苦労したので、今回はちょっと水分は少なめに。 眞子さまの結婚会見を見終わって、何とも言えないモヤモヤ&ザワザワした気持ちが残っていたけれど、材料をきちんと量り、生地をこねているうちに、その気持ちはフェードアウトしていた。 具はシンプルにウィンナーとピーマンのみ。ピザソースはただのケチャップ。チーズの代わりにマヨドレ。

          久しぶりに手作りピザ

          バスの降車ボタン

           用事が終わった帰りのバスでうっかり居眠りをしてしまった。はっと目が覚めると私が降りるバス停のアナウンスが聞こえてきた。  降車ボタンを押さなくては、と急いでボタンを押した瞬間、前のほうの座席で3歳ぐらいの男の子が手を伸ばして降車ボタンを押そうとしていたのが見えた。一緒にいたお母さんは赤ちゃんを抱っこしていた。  うちの子たちもバスで降車ボタンを押したがっていたので、その子の気持ちはとてもよく分かる。  それなのに、私はボタンを押してしまった。男の子に気が付いたときには

          バスの降車ボタン

          小雨のおひとりさま上野動物園

          2021年9月3日、上野動物園に行ってきました。ひとりで動物園に行くのも、小雨のなかに行くのも初めてのことでした。もともと計画していたわけではなく、出先で急きょ2時間時間を潰さないといけないことになり、どこに行こうか迷ったのですが、緊急事態宣言が出ていることもあり、屋外で過ごせる動物園に行くことにしました。 上野動物園は現在完全予約制。小雨が降っている平日だからか、当日でも予約が出来ました。エントランスからちょっと離れたところでスマホで予約して、列の最後尾へ。私の前にはすで

          小雨のおひとりさま上野動物園

          想い出がひとつもない夏

           9月になった。例年なら子供たちが学校に通い始め、いつもどおりの生活に戻ることにホッとするのだが、今年はそれが全くない。旅行や外出の代わりに時間を費やしたオリンピックや高校野球やパラリンピック。見ているときは楽しいけれど、振り返ってみると「自分ではない誰かの感動」は自分の想い出にはなっていなかった。完全な不完全燃焼の夏。  でもオリンピックを見て楽しかったという記憶は私のなかにいくつも残っている。そのときは無意識だったけれど、自分の生活も充実していたのだと思う。日光の林間学

          想い出がひとつもない夏

          妄想沖縄旅行(四日目・完結編)

           とうとう旅行最終日の朝が来てしまった。午後の便で羽田に帰るので、沖縄にいられるのはあと半日。いつものことながら私が一番の早起きだった。家でも旅先でもうちの家族は本当によく寝ている。寝ている家族を起こさぬよう、消音でテレビを付け、ポットにお湯を沸かしてティーバッグの緑茶を淹れる。  今日はどこに行こう。私が行きたいところを3つピックアップして、そのなかから家族に選んでもらおうかな。そうしたら自分たちで決めたという雰囲気が出せていいかもしれない。  候補は、首里城・沖縄県立

          妄想沖縄旅行(四日目・完結編)

          妄想沖縄旅行(三日目・午後)

           午前中のシュノーケリングが楽しかったので、午後はのんびりしてもいいかなあと思う。というより何をやったらいいのか迷っている。  子供が小学生ぐらいだったらジェルキャンドルづくりやシーサーの色付けをしたら喜びそう。でも、その年齢はとうに過ぎた中高生だし、すでにそれらは何回か経験済み。旅行先の10代はふだんより優しい感じではあるので、やればそれなりに楽しい時間は過ごせそうだが、今回は違うことをやりたい気分。  そうだ!新しくできた那覇の水族館に行ってみるのはどう?提案すると概

          妄想沖縄旅行(三日目・午後)

          妄想沖縄旅行(三日目・午前)

           沖縄で迎える2回目の朝。今日も6時に自然と目が覚めた。ちょっとだけカーテンを開けて天気を確かめる。今日もまあまあの晴天。安心して朝のルーティン(テレビを消音で見る→洗顔&着替え→今日の予定を予習)を行う。  家族を起こさないと朝食開始時間に間に合わない、というギリギリの時間までまったりする。今日から旅の後半。身体はいつもより疲れているはずだけど、旅行中はキューピーコーワゴールドもオロナミンCもいらない。「大好きな沖縄に今いること」だけで疲れが吹き飛ばされている。だったら沖

          妄想沖縄旅行(三日目・午前)

          妄想沖縄旅行(二日目・午後)

           美ら海水族館からオクマまでは1時間。海岸線を走るドライブなので、移動も楽しい。道すがら古宇利島にも寄れるが、過去2回ほど行ったことがあるので今回はスキップ。友達同士やカップル、小さい子のいる家族だったら、古宇利島は想い出になる素敵な場所だと思う。古宇利オーシャンタワーが出来てからまだ行っていないので、そろそろ行ってもいいかもしれないなあ。  ホテルに到着。コテージのドアを開けると一気にテンションが上がる。ふだんマンションに住んでいるので、子供たちには階段のある家に泊まるだ

          妄想沖縄旅行(二日目・午後)

          妄想沖縄旅行(二日目・午前)

           目が覚めたので枕元のスマホを見る。5:58。家族はまだ眠っている。とりあえず消音にしてテレビを付け、ローカルニュースと天気をチェック。予定どおり動けそうだと一安心。顔を洗ったり、着替えたりして、身支度を整える。  な~んにもしなくても美味しい朝ごはんが食べられることに幸せを感じられるのは、いつも朝ごはんを作っている人だけかもしれない。朝食はビュッフェ形式だったなあ。洋食にしようかな~、和食もいいな~と思っていたらおなかがすいてきた。そろそろみんなを起こそう。  厚手のカ

          妄想沖縄旅行(二日目・午前)

          妄想沖縄旅行(一日目)

           今年の夏も沖縄に行けそうもないから、3泊4日の沖縄旅行に出発します。よかったら一緒に行きませんか。といっても、沖縄が大好きな私の妄想旅行です。妄想ですが、ラグジュアリーでなくリアルに近い旅です。貯めたマイルで飛行機に乗ります。  この妄想旅行は、夫と息子2人と実際に行った沖縄旅行がベースになっているので、カフェ・ショッピング・エステのような女性向けアクティビティは一切出てきません。小学生ぐらいの子供とこんな感じで沖縄行ったら楽しいだろうな~という旅程です。  前置きはさ

          妄想沖縄旅行(一日目)

          ふつうのアラフィフ主婦が夫婦別姓を考えてみた

           時代の流れに合わせて数年後には「選択的夫婦別姓制度」は導入されそうな気がする。日本では妻が夫の姓になることが圧倒的に多いので、この制度の導入は日本で問題になっている男女格差解消の一歩になるのではないかと思う。SDGsの5番目は「ジェンダー平等を実現しよう」なので、これをやらない手はないだろう。  ちなみに私は夫の姓になって18年ぐらい経っているので、この問題についてはニュートラルな感じで見ている。私自身はたぶんこの制度が導入されても利用しないだろう。でも結婚すること、結婚

          ふつうのアラフィフ主婦が夫婦別姓を考えてみた

          東京オリンピックを応援したいのに

           私は子供のときからスポーツ観戦が好きだ。もちろんそのなかにオリンピックも含まれる。しかも開催は東京となればワクワクしないはずがない。  でも、オリンピック好きな私でさえ「コロナ禍でもがんばるアスリートを応援しよう!」という気持ちが今は持てていない。新規感染者が増加傾向の状況であっても、もう中止は不可避でやるしかない、どうせやるなら盛り上げたほうがいいよね?と頭で思っていても心がついていかない。  一方、先日放送されたメジャーリーグのオールスターは楽しかった。一番感動した

          東京オリンピックを応援したいのに