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はじめに

10代の頃、本を読むことが大好きだった。
高校の入学式、インフルエンザにかかり
いきなり1週間学校を休んだ。
他の同級生たちは友達作りを済ませていたことで
さらに僕の本をめくるスピードは加速した。

自分だけが感じていたであろうグループの渦の隙間で1人本を読むことにした。
いつか書くかもしれないが高校時代は辛かったわけではなく(一部除き)今思えば良かった。
友達も少し出来たしそれなりに青い時代も過ごした。

あれから10年以上経ちすっかり本から離れていた。

ある日、ふと中古のエッセイ本を購入したことで
再び僕の中で色々な気持ちがパンみたいに膨らんだ。
そうそう、これ自分も思ってたのよ。感じてたのよ。
優れた作家さんたちのように、気持ちを美しい文やユーモアを混ぜて表現することは出来ないが自分も忘れないようにしたい。
ただ勝手に無理矢理、自分の気持ちと重ね合わせただけかもしれないけど忘れないようにしたい。

やるからには目標を持とう。
1週間に1回なのか、1日に2回なのかどうなるかは分からないが100個を目指そう。

今日は始まりの日。何か語呂のいい日だろうかと考えたが6月11日だった。なんでもない6月11日だった。

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