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僕の仕事の仕方(2021年時点)

2022年になりました。
年末年始を休むと、仕事に行きたくないですよね。
今回は僕なりの仕事の仕方を『どこでやるか』『いつやるか』という場所と時間の視点で書いていきます。 
主に教員の方向けですが、会社に勤める方、学生の方も参考になると思います。



1.何をすべきか漠然としているが、やったほうがいいと思う時

やるべきことがはっきりしていない、もしくは、たくさんあり過ぎて何に手をつければいいかわからない時。

そんな時はとりあえず職場へ行きましょう。

今日実際に僕は年休をとっていたのにも関わらず、学校へ行きました。

妻は不動産業の一般職ですが、今日から仕事始め。

嫌々起床した妻と同じタイミングで出ることで、お互い出やすい環境を作りました。

外に出る口実とも言うかも知れません。

行く前はなんとなく
『何かをやらないと仕事始めの時大変だよな』
ぐらいな気持ちで、具体的に何をするか、どの順番でするかは決まっていませんでした。

しかし職場に行くと、とりあえずパソコンを開き、冬休み明けの単元のが授業作りを始めたり、お掃除プロ(詳しくは岩瀬直樹先生の本をお読みください)の表彰カードを作ったり、年明けの研究授業の資料を印刷したりと、気づくとあっという間に2時間仕事をして、上記のことを完遂することができました。

ここ数年は通勤の時間がもったいないと思い、できる限り休日は職場に行かず、家で仕事をするようにしていました。

しかし、捗る日はいいのですが、仕事を持ち帰るだけ持ち帰り、それで満足してあまりやらずに月曜日を迎えることも多くありました。

そして焦って月曜日の朝にそれをこなす…
悪循環でした。

職場に土日の1時間でも時間を決めて行くことで、やるべきことが見えてくるものです。
全て終わらなくても、月曜日にやるべきことが明確になるだけでやる気も50%ぐらいアップしているはずです。

我々は仕事をしなくてはならない、と言う時にストレスを感じると思いますが、やるべきことが明確な時はそれほどストレスに感じないはずです。

この本はライティング講座で紹介してもらった本で、まだ読んだのは半分くらいですが、同じようなことが書いてあります。

やるべきことが漠然としている、もしくは多過ぎて見えづらくなっている時は、とりあえず職場へ行き、目の前のものから片付けると、気持ちはずっと楽になるはずです。

そして、上記の本にも書いてありますが、0と1は大きな違いがあります。

仕事の進み具合が0だと、とてもストレスですが、1でも進んでいると、見通しがもてて、そこまでストレスではない、という経験が皆さんにもお有りなのではないでしょうか。

0を1にするために、まず困ったら職場に行くことをおすすめします。

僕は通勤の電車の中でも読書をすると決めていて、家にいる時よりも集中できるので、通勤時間も有効活用できます。



2.やるべきことが明確な時

逆にやるべきことが明確な時は、必要なものを持ち帰り、家やカフェで仕事をする時も多いです。

例えば、僕は研究授業を1月25日に控えている関係で、冬休み中に研究授業の単元計画を作る必要がありました。

そのため指導要領と教科書は持ち帰っておき、レンタルスペースや朝のファミレスで2日間かけて、一気に提案資料を作り終えました。

1日目は、レンタルスペースで指導要領解説の該当箇所に付箋や線引き、メモ書きをしました。
2時間くらい無音、無人の環境でガーっとやりました。

2日目は、朝人が少ない近所のファミレスで、前回線を引いた指導要領解説をもとに、単元計画を作り、学年の先生への提案資料を完成させました。
こちらも2時間程度。無音ではなく、人もちらほらいる感じでしたが集中できました。

この研究授業の準備に関しては、冬休みにやらなければならないことがはっきりしていました。

そのため、持ち帰るものをはっきりしていて、職場に行く必要もなく、集中できる環境で一心不乱に取り組むことができました。

1.の主張と矛盾するようですが、僕は休日に職場に行くのは好きではありません。
そういう意味では、このようにやるべきことを明確にし、自分の好きな場所でガーっと一気にやってしまうのが僕にはあっている気がします。

そういう意味では、自分の集中できる場を複数持っているのは大切かも知れません。


3.頭をあまり使わない単調な仕事

このような仕事は主に疲れている放課後、もしくは個人情報でなければ、持ち帰って家でやります。

僕は去年引っ越しをして、2Kから1LDKになりました。
つまりリビングができ、広くなったかわりに、自分だけの部屋がなくなったということです。

そのため集中する仕事はなかなか家ではできません。

お子様がいる方ならなおさらでしょう。

なので家でやる仕事は個人情報に関わらない単調作業と決めています。


4.仕事の種類とやる時間

ここまでは仕事の場所についての話でしたが、ここで時間の話をしておきます。

時間のことを言うと、僕は平日、朝1から2時間ほど勤務時間より早く職場に着くようにしています。
その朝の時間でご飯を食べながら、授業作りなどの頭を使う仕事をします。
(授業作りも1時間ずつではなく単元でまとめて作る)
ノート点検やテストの丸付けなど、子どもがいてもできる仕事はその場でやってしまいます。
テストはほとんど終わった子からその場で丸付けをして返していきます。
子どもも大人もハッピーですよ。
この本を参考にしました。

そして子供達を帰した後の放課後はヘトヘト。
会議が入ることもありますが、時間がある時にはその日に書いてもらった振り返りジャーナル(こちらも岩瀬先生の実践を参照のこと)のコメントをしたり、丸付けしきれなかったプリント、テスト、ノートを見たり、印刷をしたりします。

これらはクリエイティブな仕事ではなく、ある程度パターン化できる単調作業とも言えます。

朝の頭がスッキリしている時にクリエイティブな仕事をし、子ども達がいる間に隙間時間でできることをすすめておく。(ここでも先に挙げた0よりも1理論が成り立ちます。終わらなくても隙間時間で少しでもやっておけば放課後楽です。)
疲れている放課後は単調作業。
朝1から2時間ほど早く来ていますが、これでほとんどの日は17時定時に上がれるようになりました。

休日も研究授業や実践発表などが無ければ1、2時間程度の仕事で済みます。


5.音について

先程少し出てきましたが、仕事をする時の音についても書いておきたいと思います。

あくまでも僕の場合です。

僕は家だと歌詞のない音楽をかけた方が集中できるようです。
最近はアレクサにジャズを流してもらっています。

理由は無音だと寂しくて動画やテレビをつけたくなってしまうからです笑

カフェやファミレスは適度な話し声や店内BGMは、むしろ集中できます。

人の話し声などは運もありますが笑

無人のレンタルスペースは無音だと本当に集中できます。
やるべきことがはっきりしている時はオススメです。



6.最後に


今日は仕事をやる『場所』と『時間』に注目していきました。
自分なりの仕事の仕方が確立してくると、気持ち的にも楽になってきます。

もちろん家への持ち帰り仕事や休日出勤がないのが一番理想の形です。

しかし、今の僕の力では、現実問題持ち帰りも残業もなく教員の仕事をするのは難しいです。

それでも、7年間やってきて、このようなノウハウを少しずつ身につけて、残業時間は大幅に減りました。

是非みなさんなりの仕事の仕方も教えてください。
僕の仕事の仕方が参考になれば嬉しいです。

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