高2夏休み）遠方の大学のオーキャン参加予定…たぶん
子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校の通学コース生でこの春高校２年生になりました。2022年4月からN高オンリー、Ｎ高純正品です。
「7月の土曜に、その分野のことを学んでみたいと自分が希望している学部がある国公立大（仮称：Ａ大学）の現地オーキャンがあるのだけれど、行ってもいい？」
200km越えの自治体にある国公立大でした。いや、別に行きたきゃ行けばいいと思うんだけどさ…
「本気でそのＡ大学を受験する気があるの？中途半端なアコガレで、物見遊山な気持ちで行くとしたら、時間がもったいないと思う。この前のGWで授業見学した国公立大は中堅どころの、［最先端の二番手三番手という立ち位置］の都市部にある大学だったから、まあ物見遊山で行くのもありと思ってた。最先端の二番手三番手として学究に力を入れている都市部の大学だから。何らかの学問を修めたいなら、その学問の最先端に近いところでどんな研究をしているのかを見ておくのは大事だから。だけど、今回のＡ大学は最先端に近い学問分野の所を見学するのとは、質が違う。Ａ大学のその学部を見学するとして、アナタは今後、Ａ大学に照準を合わせた勉強していくつもりがあるのか？現段階の私の目には、A大学に合わせた勉強をしているようには全く見えないんですけど。たとえば今後の共テ模試をいくつかの節目で、その大学の受験科目として課されている試験科目全教科受ける（←現段階、できてない）、模試で体力ごっそり持って行かれるような超荷重な準備をしていくぞ！という覚悟を以て言っているのか？そうではない場合は、オーキャン行くだけ交通費と時間の無駄だと思う」と畳みかけたところ…
「私が学びたいと思っている分野を学べるところは、国公立大だとA大学と
B大学、学びたい分野に関連する分野を学べるところまで範囲を拡げたらもっと数は増える。私立大だと、大都市圏にも複数あるし、実家から通学可能範囲にも数校学べるところがある。ちなみにいうと、専門学校でもある程度の所まで学ぶことができて、資格取得可能。専門学校だと3年制の所と4年制の所があって、4年制の所だと高度専門士という大学卒業と同等の資格がもらえて大学院進学することもできる。で、学校案内パンフレットを見たところ、学びたい分野を学ぶことができる大学の中で学費が安いのはA大学で、4年間にかかる授業料は〇百万円（私立大学の3分の1の額とのこと）、下宿したとしても地方都市だからアパート代が安いと思うし、自宅通学で私立大学入学して学ぶよりも安いと試算している。正直、私に田舎暮らし（A大学の所在地さん、ごめんなさい）できるとは思えないけど、4年間…もしかしてもっと学びたくなったら院進学で2年間、人生の内の6年間をミニマムな投資でMaxな学びに変えるというのも選択肢としてはありではないかと思っている。A大学の環境で学ぶことができそうか、教授陣とかどんな感じなのか見てみたいし、実際暮らすことができそうなのか、現地でその学ぶ環境を見て来たい」
と返り討ちに遭いました。うおっ？！
わが家では、子に対して「教育資金はこれくらいあります」というざっくりした目安の金額を伝えています。教育資金といっても学資保険の満期年齢とその満期額ですが。祖父母世代の介護にまつわるお金も必要であること、ということは親である私たち夫婦の老後資金もゆくゆくは必要となってくること、その兼ね合いによって教育資金の変動（減額）はありうることを説明しています。
奨学金については、ちゃんと調べてみたわけではないけど、我が家の場合は経済的理由での給付については非該当だと思うので…無利子や低利子の奨学金は望めないものとカウントしていてほしい。学業優秀で給付型奨学金がもらえるレベルに達することがワンチャンできそうなら、それをガチで狙うべし！その他の貸与型の奨学金については利子と借りる額と返済期間の長さと返済できる手段（給料などの所得や宝くじ高額当選など？？）があることを確認の上、保護者にも要相談の上申請を考えること！と申し渡しています。
その中で、子すずめなりに考えた上で、A大学を見に行くということなので、［与えられた条件の中での最適解を探そうとするスピリット］は持っているらしいことが見えました。おおお…たくましく育ったものだのう…。
でも問題は、学力だよ学力。暗記力、暗記したものをベースにしてそこから応用して設問を解く能力などなどの受験に勝ち抜く学力！憬れを分析する解像度はなかなかのものだと思うけど、憧れを実現させるには［私はこの分野の学問を学ぶ土台ができています］と示すことができる学力を手にしなければならないのだよ、わが子よ！そのあたりについては、もうちっと自助努力を要すると思うぞ。その辺りの能力も伸ばしてくれよ？！
ということで、先日、子すずめから相談を受け、「A大学までの往復切符を買いたいのだけど、バンドルカードでの決済ができませんでした。私には現在一定の稼ぎがなく信用がないのでクレジットカードは作れない…ので親名義のクレジットカードで切符代を支払ってもらえませんか？」と〇万円渡され、クレカ決済した保護者でした。