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トップVCを上回るパフォーマンス。 アメリカの株式投資型CFプラットフォーム「Wefunder」
こんにちは、イークラウド広報担当の井上です。
イークラウドの投資家様向けメールマガジン「エンジェルレター」2021年9月号の内容から、株式投資型クラウドファンディング(ECF)に関わる業界注目のニュースをお届けします。
今回は、アメリカの株式型CFのシェア4割を占めるプラットフォーム「Wefunder」についてお伝えします。
投資家184万人、アメリカの投資型CF「Wefunder」
2021年のアメリカ株式型CF業界の一大ニュースといえば、ベンチャー企業が資金調達を行える上限金額の規制緩和です。
株式投資型クラウドファンディングで資金調達を行う際に、従来は12ヶ月の期間中に107万ドル(約1.2億円)までの上限がありましたが、2021年3月の法改正により500万ドル(約5.5億円)まで資金調達を行うことが可能となりました。
この規制緩和の裏には、ある企業の9年間にわたるロビー活動がありました。この立役者、株式投資型CFプラットフォームのWefunderをご紹介します。
2012年にスタートしたWefunderはアメリカの株式型CFのシェア4割を占め、投資者数はのべ184万人。投資額は指数関数的に成長し、特に2020年第4四半期の投資額は、前年同期比で5倍以上増加しています。
Wefunderで2013〜2016年に2万5,000ドルずつ投資していたと仮定した場合の試算はこちら。IRR(内部収益率)は29%で、なんと米国のトップ25%のベンチャーキャピタル(IRR: 15%)を上回るパフォーマンスとなります。
Wefunderにはなぜ、これほどに良質な案件が集まるのでしょうか?
Wefunder創業者のベンチャー企業ネットワークと情熱
ソーシングの強みの一つに、創業者のベンチャー企業ネットワークがあります。
Wefunderの創始者ニコラス・トムマレロ氏は、AirbnbやDropboxなど名だたる企業を生み出したスタートアップ養成所「Yコンビネーター」の卒業生です。そのネットワークを活かし、サービス開始当初からYコンビネーター卒業生がWefunderを利用した資金調達を行ってきました。
今年の法改正により調達ステージの進んだベンチャーが資金調達を行いやすくなり、さらなる盛り上がりが期待されるアメリカの株式投資型CF市場。イークラウドも日本の市場を盛り上げていけるよう、今後も尽力してまいります。
参考記事
・Our Story - Wefunder
・Wefunder has higher returns than the top quarter of venture capital firms - Wefunder
・EXPONENTIAL SERIES Equity Crowdfunding Platforms are Booming - Securities.io
・Y Combinator-Backed WeFunder Launches To Bring Crowdfunding Startups To The Masses - TechCrunch
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