ツバル 国土消滅の危機 海面上昇における影響
先日、NHK国際ドキュメントにて、ツバルにおける地球温暖化の影響について取り上げられておりました。
本記事をお読み頂く皆様に、少しでもツバルの国における現状を知っていただきたく、共有させていただきます。
【ツバル 国土消滅の危機 海面上昇における影響】
南太平洋のエリス諸島に位置する英連邦の島国ツバルは、地球温暖化による海面上昇や地盤沈下などの影響で、洪水や海水の浸水などの被害に頻発しています。
気候変動により、サイクロン(南太平洋やインド洋で発生する熱帯低気圧)が増加・激化しているため、津波から逃れるための避難訓練の実施や、メディアを通してすぐ避難指示が出せるよう対応しています。
首都フナフチでは、ヤシの木が倒れたり、満潮時に地面から水が湧き出して住居や道路が浸水するなどの現象も起きており、海面上昇による塩害で農地も大きなダメージを受けています。
ツバルでは、かつては井戸から飲料・生活用水として水を汲み上げていました。
しかし、海面上昇の影響により、井戸に海水が流れ込み、井戸水が使えなくなっているのが現状です。
海面上昇の影響により、塩害によってツバルで栽培できる農作物が減ってきています。
ツバルの8島のうち6島で昔から作ってきた農作物が影響を受けています。昔から受け継がれてきた文化や習慣を失われつつあります。
現在、ツバルでは、各家庭に政府が設置した1万リットル入る雨水タンクが必ず1つあり、毎日の炊事、洗濯、トイレやシャワーなどに使っています。
屋根に降った雨を雨水タンクに貯めて生活用水としています。ニュージーランド政府から各家庭に雨水タンクが寄贈されており、雨水タンクなしの生活はありえないとされています。
今後、海面上昇の影響で2050年には陸地の半分が海に沈む状況になると考えられております。
そのためNGOによるマングローブの植林や、ニュージーランドによる埋め立て海岸保護など世界各国で対策がとられています。
気候変動の原因の作っている私たちは、彼らの「生きる権利」を守るため、将来世代の「未来」を守るため、少しでも地球温暖化対策として、できることを考えていかなければなりません。
【無動力雨水純水化システムecowinウォーターのご紹介】
当社の製品「ecowinウォーター」は、雨水を活用して純水を生成する無動力の雨水処理システムです。
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本製品は、2024年3月18日、一般社団法人防災安全協会より災害時に役立つ製品として「防災製品等推奨品」認証を頂きました。
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