角野栄子『魔女の宅急便その6 それぞれの旅立ち』(2009)
双子の母となったキキの親心と、昔のキキを思い出させる双子たちの成長と旅立ちの物語。
■2020年9月の読書
トンボさんと結婚したキキは女男の双子ママ。そしてその双子たちも13歳、キキが魔女として新しい街で独り立ちした歳を迎えるという設定。
このお話、娘は「キキがおばさんになっててイヤだ」と言っていたが、私はキキに自分を重ねてしまって引き込まれるように読んでしまった。
思春期の入り口に立つ娘の気持ちに寄り添えるよう、ときどき児童図書を読もうと思わせてくれた一冊。
魔女の宅急便その6 それぞれの旅立ち(福音館書店)
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1463
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