Podcast 越境する感性#09
世代のカベを越えるデザインを(前編):
ゲストは 大本綾 さん
いま世界で最も刺激的なビジネスデザインスクール、デンマークの「カオスパイロット」日本人初留学生、大本綾 さんをお迎えします。よりよい未来を創るデザインを、世界中とつながりながら学び教え合う場を日本で展開中。人間中心をさらに越えた地球規模のデザイン思考とは? クリエイティブリーダーシップはいかに鍛えられるか?お聞きします。
●デザイン思考がつなぐ縁
●デンマークの教育哲学からのインスピレーション
●クリエイティビティは才能なのか? 訓練できる能力なのか?
●ミレニアル世代が見ている世界
●自分のやりたいことが決まれば世界中とつながれる
●デンマークのビジネスデザインスクール「カオスパイロット」について
●見ず知らずの国・都市でビジネスを起ち上げる体験
●学んだのは不確実性のなかでの心の整え方
●従来のビジネススクールのやり方では新たな仕事を創ることはできない
●デザイン思考をはじめて知った「世界を変えるデザイン展」の衝撃
●自分の望む世界の描き方
●デザイン思考は手法ではない、哲学であり価値観である
●デザイン国家デンマークの魅力
●産総研のデザインスクールの挑戦
●デザイン教育と人格形成
●最高の学びの経験を創る仕事
ゲスト:大本 綾 さん
1985年生まれ。高校、大学でカナダとアメリカに2年留学。大学卒業後、WPPグループの広告会社であるグレイワールドワイドで、大手消費材メーカーのブランド戦略、コミュニケーション開発に携わる。その後、デンマークのビジネスデザインスクール、KAOSPILOTに初の日本人留学生として受け入れられ、2015年6月に卒業。留学中は起業家精神とクリエイティブ・リーダーシップを中心に学び、デンマーク、イギリス、南アフリカ、日本において社会や組織開発のプロジェクトに携わる。帰国後、「人の想い」から始まるプロジェクトを北欧社会をヒントに、引き出し・支援し・実践する、共創型アクションデザインファーム、株式会社レアを設立。ダイヤモンド・書籍オンラインの連載記事『幸福大国デンマークのデザイン思考』の著者。ベルリン日独センター主催 「第15回日独ヤングリーダーズフォーラム」日本側代表メンバーに選出。
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ホスト:紺野 登
多摩大学大学院(経営情報学研究科)教授。エコシスラボ代表、慶應義塾大学大学院SDM研究科特別招聘教授、博士(学術)。一般社団法人Japan Innovation Network(JIN) Chairperson、一般社団法人Future Center Alliance Japan(FCAJ)代表理事。デザイン経営、知識創造経営、目的工学、イノベーション経営などのコンセプトを広める。著書に『構想力の方法論』(日経BP、2018)、『イノベーターになる』(日本経済新聞出版社、2018)、『イノベーション全書』(東洋経済新報社、2020)他、野中郁次郎氏との共著に『知識創造経営のプリンシプル』(東洋経済新報社、2012) など多数。
※2020年11月26日(金)収録