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挑戦しつづけることはしんどい。努力を楽しめと言われても、、自分を磨けと言われても。。きれいごとのようにしか聞こえないのが当たり前でしょう。
若い世代にとっては、成長真っ只中にいる最中であり、多感な時期に冷静に自分を見るとか、客観的に判断することよりも、何事にも全力疾走で駆け抜けることが大事だし、その体力もあることでしょう。

私のような昭和の時代までは、上司や先輩がお手本だったかも知れません。
ところが今やIT時代になり情報がはびこっているもので、身近な上司や先輩をすっとばしても、誰でも気軽に有能な知見を「検索」することができ、世界中からアドバイスを貰うことができる。ここに信憑性があろうとなかろうと、自身にとって共感することなどがあれば自分のよき指南役になってくれるかも知れません。

色んな報道やSNSですぐ騒がれるような事象も、一部の詐欺まがいのようなことがあったりにせよ、いつの時代にも「陽」があれば「陰」があるがごとく、日が当たる場所があれば影の場所もあり、いたちごっこのようなもんでしょう。罪になるかどうかは人の解釈次第かも知れません。。。

私の昭和の時代では、とにかく「精神論・根性論」が最優先であり、それこそ夏の真っ盛りの部活動などでは水一滴さえも飲ませてもらえないことが常であり、親も社会も受け入れている時代だった。(今は水分補給や休息は当たり前、科学的にトレーニングを行うなど成長期の骨肉に負担を掛けない手法ですね。体罰なんかあろうものなら、親に限らずマスコミの餌食になって社会から抹殺されるかも知れません。。。)

戦後にバブルを経験している世代としては、なんでもアリの時代だったかも知れませんが、唯一参考になったというか信じられるものを上げるとするならば「本」であり書籍だったと思います。もちろん未だに尊敬にやまない先輩や上司はいますが、本は新書で2,000円もあれば十分、中古であれば(ブックオフなど)100円からでも入手することができるのである。人の生き様や知識書が、こんなに安く購入できるのである。モノによっては、一生のバイブルになったり、生きる糧、座右の銘、人生の語録になっているのです。

私も年間で言えば200冊くらいは読んでいると思います。その内の大半は売ってしまうサイクルを続けています。若い社員や子供たちにもとにかく読書することを勧めており、ジャンルは特に説いていません。漫画だからダメではなくて、きちんとしたストーリーが組み立てられているし、そういう意味では「ゲーム」も同じことだと思います。

リアル会場で開催されるコミックマーケットでは10万人以上を集めるそうですが、整理整頓、マナー行動はもちろんのこと、なんと今年の開催ではコロナクラスターの発生等はなかったとのことだそうです。彼らは一見すると、社会から余りよくない目で見られがちですが、私は凄く素晴らしい繊細な行動や活動ができる人材だと思います。ただちょっと夢中になる限度のハードルを超えることがあり、対人コミュニケーションの在り方や、寝食を妨げたり、健康等に良くない行為で続けることが良くなかったりするだけでしょう。

音楽などの楽器などもそうかもしれません。つまり「夢中になることがある」ということは、大いに自身のモチベーションアップに繋がるし、自分を突っ込むことで、あとあとに何らかの意味のある「人生」の思い出になると信じています。

私も最近ではビジネス書よりも、圧倒的に「文庫本」にはまっています。もちろんジャンルは問いません。警察ものから青春ストーリー、恋愛小説から宗教論まで、なんでもこいです(笑)

そういう意味合いでは、仕事ができる「センス」というものを、実学としての体験学と、本や書籍から珠玉の知識等を得られたような気がしています。

そうです。最初は誰もがシロウトなのです。

毎日、悩んだり感情に打ちひしがれたり、ヤケ酒を飲んだり、何回もドツボにハマって、突っ伏しながら生きているのです。成功者なんてほんの一握りだろうし、闇の中に消えていった人の方が多いでしょう。

ただ、どんなに悩んでも、次の行動に向かえるかどうかで、結果は変わると思います。失敗して当たり前なら、堂々と行動を起こすべきですし、そもそも新人の間に大きな事案は無いので会社や上司へのリスクヘッジは殆ど無いでしょう。
新人に言うべきこととして、新人というレッテルを最大限に活かしなさいと教えています。言い方を変えれば、新人のレッテルが外された時から一般扱いとなり、お客様から見ても社内から見ても、普通の一般社員扱いになる。もちろん、一年生や二年生など、30歳くらいまでは大きな功績が無ければ、ひよっこ扱いであろうし、そう呼ばれるでしょう。
若いという最大の武器は「体力」である。ここに辛抱する耐力を得られれば鬼に金棒かも知れません。

若い時の苦労は買ってでもせよ。若い時の辛抱は買ってでもせよ。と言われますが、嫌でも経験することでしょう。ただ、若い時の無理は必ず歳をとった時にはねっかえりのように襲って来ます。根性論というのは流行りもしないでしょうが、余り根拠が無かったような気がします。(つまり体力は高齢になると復活しないので、無駄な体力を使うと早い段階で疲れを感じるようです)効率良く、効果的に、そして生産性を高めるノウハウを自分なりに見つけて下さい。いまではデジタルを有効に活用することが望まれていることだと思いますが、このデジタル社会だからこそ、アナログである「人」の活動を最大限に活用してもらいたいのです。

そうです。最初は誰もがシロウトだったのです。

最後に、、、この物価高と言いますか、エネルギーの高騰化は早く通常に戻してもらいたいですね。(通常という表現はおかしいかも知れません。デフレだったので、今までが余りにも安価過ぎたのでしょうか)この先、ずっと戻らないのでしょうね。電力だけでいえば、日本は火力発電だけでは限界があるかも知れません。世界の東京が節電しているのもカッコ悪いような気がします。

東京都では一般住宅に太陽光発電の搭載義務や、国を上げて省エネ住宅の義務化など、対策はしているものの、なぜか論客は付きもので反対意見の論争もあるし。私見ではあるものの、例えば、一般家庭用の電力は自分が住んでいる屋根の太陽光発電や火力発電などでまかない、原子力発電などの高品質な電力は新幹線や病院などの最先端の企業や研究に系統を分けるとか。お湯で歯を磨くエネルギーは、高度で質の良い原子力発電じゃなくてもええでしょ。って感じかな。

電力だけでなく物価の高騰に関しても目まぐるしい勢いで高騰しているいま、国の体力や自身の貯金等が許す限り辛抱するしか無いのでしょうか。今やコロナ禍の影響でリモートワークを駆使して在宅業務を行う人は、家の中でエアコンをガマンしているのでしょうかね。夏はまだしも冬場では家の中でも白い息が出る寒い住宅が多く、もたないでしょうね。更に風邪でも引いたら病院に罹る費用も躊躇してしてしまいます。
自治体によっては水道費の2000円負担、少子高齢化社会を懸念して、町の財政起こし等で家族(子供)を誘致する待遇など、あの手この手で対策を考えているようです。

ちなみにイギリスでは電気代等の高騰が8割アップとのこと。日本は2割アップ。政府が頑張ってくれているし、しあわせだね。

でも、食料品等含め生活雑貨もどんどん高騰化しています。短時間アルバイトの副業も、一時期と比較して倍近い需要があるとか。間違いなく深刻な問題ですね。

誰もが経験したことのない社会基盤の変化が訪れようとしているのか。そういう意味では、この先は、みんなシロウトなのでしょう。デジタルだけでは、飽食に恵まれた若者だけでは対処できない社会問題などは、意外と高齢者や昭和時代の遅れ人ならではの出番があるかも知れません。彼らのシロウト時代の経験値こそが、必要とされているのかも知れません。