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新型コロナウイルスの終息が見えない。という報道が連日ある中でワクチン接種の賛否、著名な方の感染、陽性反応と感染者の不一致問題など、一方で次元は異なるものの戦争が絶え間なく続いている国もあり、人権問題等のSDGsなども、どこに向かっているかも良くわかりません。

私は食物アレルギーやアナフィラキシーショックの基礎疾患があるのでワクチン接種は見合わせていますが、18歳の息子にも接種券が届いているので問い合わせをしたところ、結論的には住居所在地では10月~年内。但し、国や自治体に集団接種や予約等の空きが出た場合などは住居所在地に関係無く遠方であっても即接種できるとか。。。よく分からない。。。

病床問題等が生じてロックダウンになるかも知れないなど言われていますが、8月の夏期休暇含め二度ほど名古屋に東京駅から新幹線で移動しました。何度かコラムでも書いて来ましたが、日本の経済は中小零細の企業が支えているので、経団連など大手企業がリモートワークを実施しても、満員電車に乗って都市部の主要駅を移動しているのは、全て我々の中小零細企業の集合体です。通勤電車はいつも混み合っており、9月に入って学校が始まってからは、いつものおしくらまんじゅう状態です。。。

感染者状況のいざ蓋を開けて見ると、若者達への感染も増えているようですが、人流の基本的主犯は365日働く企業戦士の40代~50代であり、また、我が国の一般病棟を含む感染症病床数は88万9千床もあるのに、なぜか入院等含め受け入れない状態があるとか。(医師が少ない分において病床を増やし入院させる方針)もちろん人の問題もあるでしょうが、やっぱり自分が一番大事なので対応も恐いでしょうし、院内感染でもしたら風評被害で一般の患者まで離れてしまうし。病院もビジネスなのである。移動する企業戦士も働くな!では無いものの出勤をしなければ、住宅ローンや教育費含め食べて行けないから通勤移動はするし商談もする。コロナ禍で業績が向上しない分、より多く働くのである。みんな不確かな情報の中で、必至に生きているのである。

そう言えば妊婦さんがコロナ軽症に罹患して受け入れ拒否が滞ってしまい結果的に出産した胎児が死亡するという報道があったが、日本国は世界でも類を見ない医療制度が充実している国と言われているはずであるのに。。。

インフルエンザだって消滅はしていない。予防接種を受けたからと言って罹患するのもしょうがない。治療法も確立している。高齢者が罹患すると重症度や生命線が危ぶまれる。しかも、死亡率は新型コロナウイルスの比ではない。毎年、冬の季節になると猛威を奮って襲って来るのである。冬が目の前に来ている。

非常事態とはどういう事なのか、しかも緊急という言葉の意味は何なのか。これが戦争だったら少し変わったのだろうか。。。

その他にも環境汚染や温暖化問題等も明らかに人間の欲求等に応じた地球への向き合い方であろうことは間違い無いだろう。ウィルスの問題等も過去の歴史にあるように、これからも永遠に終息することの無い共生の時代である。たまたま有効な措置というか、緊急的な対応と言った方が良いのか、特効薬というのが見つかっていないのでいたちごっこになっていると思われる。

少しの間くらい欲求をしまい込んだらダメなんだろうか。未完成なワクチンを打ってでも、世界旅行をしなければ、行けないのだろうか。働き方とかも課題があるでしょうが、緊急時なんだから、その補償(今はお金の問題が一番であろう)さえ、しっかりと対応できれば休戦とはならないのだろうか。。。飲食関係者に聞いて見ると、休業補償等の金銭問題が一番多いのでしょうね。特に個人企業などが遅れているようで、大手さんはしっかり貰っているとか、だから、、、、中小零細を先に!と。やっぱり格差の見方とかは弱者にしわ寄せが来るのでしょうね。不公正感を失くすのであれば、ロックダウンも致し方無い措置かも。それでも、やっぱり弱者への配慮には余り関心があるようには見えない。もう既に政治の危機というか危機の政治に思惑が見られ国民どころではない。総裁選や総選挙への政局に向けての祭りごとで大変なんだろう。その弱者の選挙権(民意)で勝利の合否が決まっているはずなんだけどね。

我々一般国民は何の為に税金を納めているのだろうか。

ちゃんと選挙に行こう!と思う人が増えて来るか、、、さらに無関心になってしまうのか。

自治体などの市長選では高い知名度や実績のある候補者が多いから分散するという報道だったが、結果は明らかに民意が反映したものになっているようだ。。。。。この緊急事態宣言の中で、国のリーダーを決めるのにやっきになっているようだが、国会を開きながらではダメなんだろうか。国民の安全性を一番に考えるのが、政治の役割だったような気がするが、今の野党を見ていても余りピンと来ないのは筆者だけだろうか。。。

国民が政治に関心を持つことは大事なことだけど、世界に比べてこれだけ裕福な環境の国は無いという事にも関心を持ってもらいたい。

今度の衆院解散になった場合、こういうところで行方が変わって来ると期待したい。

20210920