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今年の春にいちご農家さんにご協力頂いてMIROKUpowerを使ったイチゴと使わなかったイチゴで成分分析をしました。                      分析したのは遊離アミノ酸含有量、有機酸含有量、糖含量、ポリフェノール含有量食味分析です。   

分析してみようかと思ったきっかけは、以前からMIROKUpowerを施用して頂いているイチゴ農家さんからMIROKUpower使うと味が濃くなると聞いていたのですが、何が影響しているのかと気になっていました。      そんな時、とある農家さんから「アミノ酸肥料を今まで施用していたイチゴにアミノ酸肥料の代わりにMIROKUpowerを施用してみた」と言われたのでこの機会に比較試験をお願いしました。                この時のイチゴを少し頂いて食べてみましたが、案の定MIROKUpowerだけ施用した方は、糖度が少なく不味くはないですが、食べ比べると違いがわかる位の差がありました。MIROKUpowerには肥料成分がほとんど入っていないので正直味が落ちているな…と思っていましたが予想通りの結果です。 農家さんには、すぐにアミノ酸肥料も同時に施用してもらうようにお願いしてしばらく様子を見てもらう事に・・・。                                       

そして4月の中旬からアミノ酸肥料とMIROKUpowerを施用して2週間後(4月末)と約1ヵ月半(5月末)のイチゴ(紅ほっぺ)の成分分析結果です。まずは遊離アミノ酸からです。ネットにある遊離アミノ酸量と桁が違うのは、サンプルの前段階の処理や分析方法の違いによるものです。今回の分析はなるべく平均値を出すために生のイチゴ500gをミキサーでペーストにしてから抽出した液をサンプルにしています。                     (分析:鳥取県産業技術センター食品開発研究所 高速アミノ酸分析計 )

遊離アミノ酸量  

アミノ酸_000001

分析結果をみると違いが出てきました。アミノ酸肥料は効果が出るのが早いので増減比で高い数値と低い数値がMIROKUpowerの影響が出たところではと思っています。うまみ成分のグルタミン酸はアミノ酸肥料のみでは5月末には数値が下がっていますが、MIROKUpowerの方は逆に増えていますので特に影響が出たところだと思います。                          また、5月末の増減比を見るとトリプトファンやホスホセリンは増えていてパリンは少し値が低いのでMIROKUpowerの影響が出たところかなと思います。

調べてみるとトリプトファンは、植物の病害虫に対する妨御の面からも重要な役割を果たしたり側根形成が顕著に促進されるようです。側根形成と言えば、去年きぬむすめで試験した時に産毛のような根がぎっしり生えていたので納得です。                                      ちなみにきぬむすめの試験結果はコチラです。

https://note.com/ecopot_miroku/n/nf51562d3fffd

有機酸量

有機酸については遊離アミノ酸より影響が大きいようです。

有機酸_000001

有機酸が4月末に増加傾向になっている事から、代謝が良くなっている事が伺えます。そして生り疲れが出た5月後半でもMIROKUpowerを施用した方が数値が高い有機酸が多いので代謝の良さは継続していると思います。   詳しく知りたい方は、窒素同化、クエン酸回路、TCA回路で検索してみて下さい。

糖含有量

糖については、若干違いが出てますが食べた時にビックリするくらいの違いはありません。

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4月と5月を比べると減り方が少ない傾向にあります。

ポリフェノール量

ポリフェノールについては4月がアミノ酸だけは1.06mg/gに対してMIROKUpowerは1.09mg/g、5月はアミノ酸だけは1.08mg/gに対してMIROKUpowerは1.12mg/gでした。

食味分析

4月のアミノ酸だけの時の分析値を基準にしたグラフです。

アミノ酸グラフ_000001

酸味を見るとMIROKUpowerの方が有機酸量が多いのに酸味が少ない結果になっています。私も最初???でしたが、食味は単純に数値だけではないそうです。スイカに塩を掛けると甘く感じたり昆布(グルタミン酸)に鰹節(イノシン酸)を足すと旨味が増すなど、アミノ酸の組合せや有機酸の組合せで全然違ってきます。あと食味センサーは人間の味覚と近くておいしいと感じたものは高い確率で数値に現れるそうです。                        実際にミキサーでペーストにしたのを味見した時もMIROKUpowerの方が濃厚でおいしく感じました。

イチゴや葡萄は、同じハウスの中でも陽の当たり方や温度差によって微妙に生育に差がでて味が違ってきます。今回は、ランダムに収穫した2パック分の平均なので傾向を見る上では参考になるデータだと思います。

MIROKUpowerは、炭疽病などいろいろな病気やダニの卵への効果も確認できています。本来の施用目的は植物を元気にして病気に負けない体を作ることですが、食味についても向上する事が確認できました。

                                  農家様向けには大変お得な10L入りもありますのでご興味がありましたらHPよりメールをお願い致します。お住まいのご地域によっては、代理店をご紹介させて頂きます。

少しでもMIROKUpowerの魅力を知ってもらえたら幸いです。

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