反省はほどほどに
失敗したら、反省してますか?
Yさん:はい、いつもしています。
Nさん:いいえ、寝て忘れます。
どちらがいいでしょうか。
Nさんのほうが、長期的にいい人生を送るかもしれません(何度も失敗を繰り返さない学習能力は必要ですが)。
反省するけど、後悔しないという言葉があります。
私は、「反省しても、自分は責めるな」といいたいです。
なぜなら、例えば会議で必要な資料が足りなかったとき、「こんなこともできないなんて、自分は仕事ができない。」などど思うことは、ポジティブ心理学的に、自分を悲観主義者にしてしまうからです。
いっそのこと、「なんで、参加者増えてるんだよ!」と逆切れしましょう。
もちろん心の中でです。そのあと、資料の数をチェックするリストを作るなどの対策をすればいいです(反省と対策)。
自分を責めると、ネガティブになります。
他人を責めると、責められた人も、チームもネガティブになります。
だから、自分も他人も責めないほうがいいのです。
ポジティブスタイルを学んで良い循環を作っていきましょう。
ポジティブ心理学の説明スタイルと呼ばれる手法を下に書きますので、ポジティブになる参考にしてください。
心の中で、自分のミスは、何かのせいにしてしまいましょう。
以上です。
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ポジティブ心理学では、どんな人が学習性無力感になりやすいか明らかになっており、不幸な出来事を自分にどのように説明するかという「説明スタイル」の違いによってタイプ分けされます。
具体的には、不幸な出来事を楽観的に自分に説明する人を楽観主義者(オプティミスト)で、不幸な出来事を悲観的に自分に説明する人を悲観主義者(ペシミスト)と説明スタイルの違いでタイプ分けします。
楽観主義者は人生を前向きに捉えるため成功や幸福、健康を手に入れますが、悲観主義者はマイナスの面だけに注目するため、自分で不幸を呼び寄せてうつ病にもなってしまいます。
説明スタイルには「永続性」「普遍性」「個人度」と重要な3要素があります。
永続性:幸福と不幸な出来事が(永続的 or 一時的 )
普遍性:幸福と不幸な出来事が(全般的 or 特定)
個人度:幸福と不幸な出来事が(外向的説明 or 内向的説明)
出典:https://re-curious.com/optimist-pessimist-description-style/#_or-3
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