日本の株式市況(12月20日):日本企業の海外進出(製造業)
①日本の株式市況(12月20日)
②本日の経済指標
③日本企業の海外進出(製造業)
①日本の株式市況(12月20日)
日本市場:続落
20日の日経平均は595円安の20,392円と続落し、年初来安値を更新しました。NT倍率は13.44でした。売買代金は3.4兆円、空売り比率は47%、騰落レシオは74%でした。電気ガスのみがアウトパフォームする一方、海運、証券など幅広くアンダーパフォームしました。空売り比率は海運、食料品が高かった一方、鉱業、情報通信が低めでした。日銀は12月に入り8回目となる703億円のETFを購入しました。
活況銘柄
値上がり率
1:リソー教育/418円:+38円(+10.00%)
2:武田薬品/3,840円:+252円(+7.02%)
3:スプリックス/1,864円:+116円(+6.64%)
値下がり率
1:キムラタン/22円:-3円(-12.00%)
2:トップカルチャー/281円:-38円(-11.91%)
3:CDG/1,118円:-134円(-10.70%)
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②本日の経済指標(12月21日)
8:30
・(日本)11月全国消費者物価指数(CPI)[前年同月比]
前回/1.4% , 予想/0.8%
・(日本)11月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比]
前回/1.0% , 予想/1.0%
・(日本)11月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く) [前年同月比]
前回/0.4% , 予想/0.4%
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③海外進出(製造業)
製造業が海外進出したい国
国際協力銀行の発表した日本の製造業者605に対する調査によると、今後3年で有望な国は1位中国、2位インド、3位タイ、4位ベトナム、5位インドネシアとなりました。2017年度の海外事業実績は全地域でおおむね好調。海外収益比率は過去最高の37.3%でしたが、今後については、約3割の企業では保護主義的な政策によりマイナスの影響が見込まれるとの回答でした。
今後は物流を含むサプライチェーンの再構築が重要になるかと思いますが、物流業界ではEC市場の拡大により出荷量が増加する一方、ドライバーの人出不足は続いています。その為より一層の効率化が求められているとと思います。