新型コロナウイルスの国際社会への影響
時事に北岡伸一先生のインタビュー記事を見つけたのでポイントのみ引用する。
・第一次/二次世界大戦、世界大恐慌後に起きたような大きな変化が今回もあるかもしれない。
・外交に永遠の同盟国はないと考えるべきであり、日本はもう少し自主性を持つべき。
・中国に部品供給を全面的に依存することの問題が明らかに。サプライチェーンの多様化と備蓄が大切。
・安全保障戦略に関し専守防衛では限界あり。反撃する能力も持たなければ、国の安全は成り立たない。攻撃を受けた後は反撃する覚悟が必要。それが抑止力になる。
・安全保障を考えるときは概念ではなく、現実に向き合うべき。日本が「盾」で専守防衛に徹し、米国が「矛」で攻撃を担うという議論は米国が日本を警戒していた1960年代、70年代だからこそ成立したが、時代が変わった。
日本にとって今後の100年を決める正念場の5年となるかもしれない。混沌の国際情勢をうまく泳ぎ切ることができるか。
いくつかのテレビ局に代表される知的レベルに問題があったり政治的偏向がみられるメディアの方々、日本の運命を決める時期でもありますので、身の丈にあった報道を心掛けて頂き、世論を惑わす不用意なコメントや煽りはくれぐれも慎んでいただきたいと思います。
(それにしてもテレ朝はバラエティーの方は上手ですね。いつも感心しています。)