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東証売買、終日停止。

東京証券取引所は10月1日、システム障害の発生により全銘柄の売買を終日停止した。

16:30から始まった記者会見で、終日売買停止とした理由について「システム再起動は電源を落として再度立ち上げになる。それまで多数の注文を証券会社から受け付けている。再立ち上げになると受けた注文のデータがすべて失われて、またスタートするという状況になる。証券会社にとっては出した注文が消えてしまって通常と異なる対応になってしまう。円滑に取引を再開するのが難しいと判断した」と説明した。

このやり取りで、システムを再立ち上げすれば、売買再開は可能であったことが明らかになった。しかし、東証経営陣は証券会社の面倒を忖度して敢えて売買再開に踏み切らなかったということだ。市場や投資家の都合は無視したということか。市場不在・投資家不在の手前勝手な理屈である。

一方、証券会社は東証サーバでお客様からの注文データが一旦消えても自社に残ったデータで再インプット、取引を成立させるのが仕事です。面倒でもなんでもないはずだ。

この東証というポンコツ市場はいったいどっち見て仕事してんだ。おそらく今の東証の経営陣は自分たちの社会的責任が何なのか良く理解できていないに違いない。あなた方の使命は、雨が降ろうと槍が降ろうと、取引を継続させるために証券取引の場を成立させることです。

自分の仕事を理解していない方々にはご退場頂くしかないでしょう。


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