$WMT 2023年4月〆決算分析
【今回決算】
売上高○:152.3B vs 148.5B(Est)
EPS○:1.47 vs 1.3(Est)
【過去決算まとめ】
売上高成長は過去4年ほどのデータでみて、前年比5±2%程度で成長し続けてています。
主力の米国事業の営業利益率は常に5%前後で推移しており、安定しています。
GAAP基準のEPSは多少ブレがありますが、一時損益を除いたnonGAAP EPSはかなり安定的です。
次の四半期に向けたガイダンスでは、売上で前年同期比+4%、営業利益は前年同期比-2%を予想しています。
通年のガイダンスは引き上げられ、売上は3.5%成長、営業利益は4%成長、調整後EPSは6.1~6.2を予想しています。
【総評】
通年ガイダンスから計算される予想PERは24倍です。長期のチャートや成長率を鑑みると、やや高いように思います。
業績自体は悪くなく、事業も安定的ですが、長期投資で仕込むにはややバリュエーションが高いように思います。