S&P500組み入れ企業の2023年第4四半期決算(2024/3/1Factset記事)
【Key Metrics】
97%のS&P500組入企業が決算発表を終えました。
73%がEPSでポジティブサプライズ、64%が売上でポジティブサプライズを出しました。
現時点での成長率は4%です。
2024年第一四半期に向けて、30社が強気な、71社が弱気なガイダンスを出しました。
PERは20.4倍です。(5年平均19倍、10年平均17.7倍)
純利益率は11.2%でした。
【Earnings Surprise Percentage】
平均して4.1%のサプライズがあった。(1年平均5.7%、5年平均8.5%、10年平均6.7%)
消費循環セクター(10.7%)は最もポジティブサプライズ幅が大きく、F,MAR,MGM,CCLが目立ってよかった。
エネルギーセクター(10.7%)は2番目にポジティブサプライズ幅が大きく、MPC.HESが目立ってよかった。
金融セクター(-10.4%)はネガティブサプライズ幅が大きかった。C,TFCが目立って悪かった。
【Forward Estimate】
次の四半期は利益成長3.6%、売上高成長3.6%が予想されています。
2個先の四半期では利益成長9.2%、売上高成長4.7%が予想されています。
今年通年では利益成長11%、売上高成長5%が予想されています。