S&P500 第2四半期決算状況(~7/29)
組み入れ銘柄のうち56%が決算発表を終えました。
【EPS】
市場予想を超えるEPSを発表した企業は73%で、過去5年の平均である77%を下回り、先週の68%を上回りました。
またビート幅は+3.1%で、これも過去5年平均である8.8%を下回りました。先週時点の割合である3.6%も下回りました。
【売上高】
市場予想を超える売上高を発表した企業は66%で、過去5年の平均である69%を下回りました。
またビート幅は+2.5%で、これは過去5年平均である1.8%を上回りました。
【その他】
・PERは17.1倍で、10年平均である17.0を上回り、5年平均である18.6を下回る。
・指数の上昇と予想EPSの下落が同時発生し、PERが6月末の15.8倍から上昇した。
・Q3のS&P500の予想EPSは6月末時点の59.44ドルから57.98ドルに下落した。
・この1か月で次の四半期への見通しが明るくなったセクターはエネルギーとユーティリティーのみ。サービスが最も見通し悪化。
・来年度の成長予想では一般消費財セクターが一番になっている。足元の成長率が悪いことを考えれば、意外な結果と言える。