$LEN 2023年5月〆決算分析
【今回業績】
売上○:8.05B vs 7.18B
EPS○:2.94 vs 2.31
【決算分析】
売上高は前年比-3.7%でした。
EPSは前年比-37%でした。
住宅事業の営業利益率は16%でした。前年同期は24%でした。
今期の新規受注は82億ドルで、前年同期比-10%でした。
引き渡し棟数は前年同期比+7.2%を予想しています。
8月〆決算での新規受注見通しは18000~19000棟です。これは過去数年で最高の数値です。
通年ガイダンスは68000~70000棟の引き渡しに引き上げられました。
【総評】
住宅の仕事を受注し、工事を始めてから引き渡して売上に計上できるまでには通常2~3四半期かかります。(私の経験則)
今のところ4四半期連続で受注がマイナス成長で、今期の売上は2020年11月期ぶりにマイナス成長でした。
住宅事業の事業期間の性質を鑑みれば、もう2~3四半期くらいは売上高でマイナス成長を記録すると考えています。
しかし来期の受注予想が強いため、3~4四半期後には業績改善してくると思います。
現在の株価の週足チャートです。
1年半かけてカップウィズハンドルを形成しています。
上述の理由にて、今年の売上高はマイナス成長する可能性があるので、どこかで押し目を作ると思います。
しかし、足元の受注の強さを鑑みれば、そこが買い場になると考えます。
PERは8倍程度で、安めだと思います。