見出し画像

バンガード、運用手数料0.07%まで大幅引き下げ ~業界最安値を更新~(25年2月7日)

【動画】
バンガードのサリム・ラムジ氏へのインタビュー動画

【概要】
この動画では、バンガードが運用手数料を業界平均の0.44%を大きく下回る0.07%まで引き下げたことについて、同社グローバルインベストメント責任者のサリム・ラムジ氏が詳しく説明しています。創業以来2168回目となる手数料引き下げの背景や、アクティブ運用における競争力、今後のプライベート市場への展開などについて語っています。

【話者のプロフィール】
サリム・ラムジ氏は、バンガード・グループのグローバルインベストメント責任者兼マネージング・ディレクター。2000億ドル以上の運用資産を有する同社のインデックスファンドおよびETFビジネスを統括。それ以前はブラックロックで、グローバルCOO、米国ウェルス・アドバイザリー事業責任者などを歴任。ペンシルベニア大学ウォートン校でMBAを取得。

#バンガード #ETF #資産運用 #投資信託 #手数料引き下げ #インデックス投資 #アクティブ運用 #ウェリントン #プライベート市場 #長期投資

【動画の要約】
バンガードが運用手数料を業界平均の0.44%から0.07%まで引き下げたことについて、同社グローバルインベストメント責任者のサリム・ラムジ氏が詳細な説明を行っています。この決定は、創業以来2168回目となる手数料引き下げであり、同社の顧客第一主義の経営哲学を体現するものです。

バンガードの特徴的な点は、顧客が同社のオーナーとなる独自のビジネスモデルにあります。規模の経済によって得られた利益は、新たな投資や事業拡大に必要な分を除き、すべて顧客に還元される仕組みになっています。この方針は1975年の創業時から一貫しており、「バンガード・エフェクト」として業界に大きな影響を与えてきました。

手数料設定に関して、ラムジ氏は重要な点を強調しています。バンガードは特定商品の価格を極端に低く設定して他のサービスで収益を補う「損失リーダー戦略」は採用していません。すべての商品において、規模の経済を活かした適正な価格設定を行い、高品質なパフォーマンスの提供を目指しています。

ここから先は

893字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?