BUYUDEN
「俺が若い時は」
「近頃の若者は」
「昔はな」
年功序列型企業の新入社員の皆さんはきっと入社5年間は上司からこんな発言を聞くことになるだろう。
本日はおじさんが語る武勇伝の価値について発信する。
30年前の日本
そもそも30年前の日本は世界的にも優秀であった。
グローバル時価総額ランキング(平成元年)では、TOP5を日本企業が独占している。
上位50社中32社は日本企業がランクイン。
ちなみに現在はトヨタ自動車しか世界ランキング50社にランクインしていない。
身近な話で何点か言うと、
①消費税0%
②平均給与は50万以上高い
③社会保険料の負担が今の半分
④ボーナスから社会保険料の控除なし(手取りが多い)
⑤物価が今の8割〜9割程度
残業代もあったし、未来に希望を持って暮らせていた。
ちなみに少子高齢化の勢いは止まらないので、
これから更に増税が始まる。
賃金は上がらないのに、、、。
銀行預金も年利5%が今じゃ0.001%。
物価上がっているのに給料が下がるってもはやギャグだ。
業務はどんどん複雑化し、一人当たりの業務量や求められるスキルも増えているのに給与は増えない。
若者がこうゆう状況で低い給与で働いているという外部環境をまず理解して欲しい。
ではどうすれば若者とおじさんはうまい具合にシナジー効果を出せるのか。
これからの武勇伝を語ろう
転職や副業、投資やプログラミングもいいが個人的に一番おすすめなのが、
人生の目標(ゴール)を持つということだ。
自分が将来(5年後、10年後、15年後、20年後)どんなことで食べて行きたいかというゴールマップを書くことをおすすめする。
ちなみに私が経営コンサルタントとして経営者に最初に絶対質問することは
「会社のゴール設定」である。
「何を今更。。。」
「アスリートでもあるまいし。。。」
と言う人も多いと思うが、
数多くの経営者や会社役員と接して、良い結果を残していた人は
私の経験上、「目標があった人」であり、逆に人生に失敗して苦労したり、後悔したりしてる人は「何となく周りに流されてきた人」だ。
目標を持つことはたくさんのメリットがあり、人生を変えるきっかけを作ってくれる。
最終的な目標が明確であればあるほど、ゴールにつながる小さな成功にも満足することができ、達成感を得ることができる。
何の目標もなくただ毎日を過ごしているのであれば、何でもいいので一つ目標を立ててみよう。
そして、目標達成のために必要なことを今すぐ考えて、できれば職場の上司と共有しよう。
上司と部下が武勇伝を一緒に作る職場が増えれば、日本企業もまだまだ世界と戦えるのではないかと思う。
明日もし上司から武勇伝を語られたら、
「これから一緒に武勇伝を作りましょう」というのは新人の最適の返答かと思う。
おじさん世代はすごいし、新人世代もすごい。
みんなで挑戦して
時には膝にかさぶたをつくりながら
3秒後には全力で坂を駆け上がりたい。
そんな会社を作ることが私の夢であり、武勇伝だ。
あんちゃんかっこいー。