痛くなった時から悪いんじゃない 痛くなる前から悪いんです
なぜ、肩や腰は痛くなるのか?
ぎっくり腰になったことはありますか?ギクッとなって動けないくらいに痛くなる・・・あまりしたくない経験ですが、実はけっこう多いんです、ぎっくり腰の経験者って。
ぎっくり腰って「急になるもの」というイメージがあると思いますが、実はそうではありません。
ぎっくり腰に限らず、肩や腰が痛くなったら
「骨か何かに異常が起きたのかな?」
「今までは平気だったのに、なぜ急に?」
って不安になりますよね。
「急に体に何かが起きたのだろうか?」
そう考えて、心当たりを探ってみたりします。
「でも、特に何もしてないんだけどなー」
だいたい、こうなる場合が多いです。
でも、原因はそんな直近にはないのです。
もっと、もっと遠い昔にあるのです。
痛みは虫歯と一緒
肩や腰の痛みは原因となる問題が起きて、すぐに痛みが出るわけではありません。
怪我や外傷の場合は別です。
いわゆる「整形外科で特に異常なし」と言われる系の痛みです。ぎっくり腰も実はそっち系の痛みです。
肩や腰の痛みは、原因となる問題が起きたまま生活を送ることによって、起きるのです。
つまり、「原因=ゆがみや悪い姿勢」だとしたら、
・ゆがんだ体のまま、子育てをしていた
・悪い姿勢のまま、何年も仕事をしていた
だから、徐々に痛みが出てきた。
ということです。
ぎっくり腰も急になるようですが、ゆがんだ体のまま生活を送り続けていたら、段々ひどくなって、そのまま放置していたら最後の一押しで、ギクッとなって痛くて動けなくなる・・・というのが真相です。
長い生活習慣の末になっているのです。
これは、虫歯に似ています。
虫歯も虫歯になった時から痛いわけではないですよね。虫歯になってもしばらくは痛みも出ないので気づきません。
それが進行することによって、神経を刺激しだして痛くなるのです。
痛みが出る頃には、かなり進行しているということです。
肩や腰も原因がかなり進行したことで、痛みを感じているのです。痛みが出たときには、相当ひどくなっているわけですね。
痛くなる前にケアすることが重要
肩や腰が痛くならないようにする為には、これも虫歯と一緒で、日頃のケアが重要です。
普段から歯みがきをしっかりすることによって、虫歯が予防できるのと一緒で、肩や腰も普段からストレッチをしたり、整体やカイロプラクテッックに行ったり、ヨガやピラティスをしたりすることで予防になります。
ただし、一番の予防は「正しい姿勢」を身に付けることです。
正しい姿勢が出来なければどんなストレッチや体操をしても、効果は続きません。
整体やカイロプラクテッックのお店を選ぶときにも、ただ施術をするだけではなく、正しい姿勢を指導してくれるお店を選ぶようにするといいですよ!
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