背骨年齢チェック、「背骨の動き」でみる方法
背骨の老化具合や正常度をみる指標として、「背骨の動き」があります。
「背骨の動き」とは首から骨盤まである背骨がどれくらい動くか?を検査するものです。
背骨は正常な状態であればこんにゃくのように柔らかく動くものです。
「背骨の動き」をみる検査方法としては、前屈と後屈でみる方法があります。
前屈は90度くらいに曲げて頭はおへそを見るようにします。後屈は腰に手をあて体を後ろに反らします。
自分でスマホで撮影してみましょう。
背骨が動いている若い、いい状態の前屈の例
背骨が動いていない老化した、悪い状態の前屈の例
いい状態だと背骨が丸く山なりになりますが、悪い状態だと真っすぐのまま動いていません。単なる前屈だけでも若い背骨と老化した背骨ではこれだけ違ってしまうのですね~。
背骨が動いている若い、いい状態の後屈の例
背骨が動いていない老化した、悪い状態の後屈の例
後屈した時の注目ポイントは背中です。
背中が弓なりにそっくり返っているかどうかが重要です。半円を描くように足下から頭までが反っている感じがいい状態です。
背中が丸まったままではいけません。
顔の向きが後ろに向くかもポイントです。この時に膝は曲がってはいけません。
いかがですか?
こんなにも違いがあるものなのですね~。意外と「背骨の動き」に関しては取り上げられることが少ないですが、肩こりや腰痛、姿勢の超重要事項です。特に、姿勢改善には欠かせないですね。
背骨が動かなくなる要因としては
・猫背
・突き出し首
・反り腰
・のけ反り腰
・緊張した姿勢
・同じ体勢の連続
・骨や椎間板の変形
などが挙げられます。
骨や椎間板の変形は元に戻すことが難しいですが、それ以外は改善できることなので気をつけましょう。
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