見出し画像

職場の雑談から得た学びをおすそ分け

テレワークの普及とともに職場では雑談の機会が減った。私はほぼ毎日出社していて、同じく出社している人たちと仕事の合間に雑談をしている。

ただのお喋りではなくて、会社の将来や、職場の同僚への育成を考える未来の話である。

先輩たちが仕事の未来を語る姿を見せるのは、若手の育成上も重要なことだと思うのだが、残念ながら最近では物理的に分断されていて共有する機会がない。

ここではその一部分をみなさんにお見せしたいと思う。

仕事が忙しい時に投資のポジションを持っちゃダメだ

職場の先輩が投資で失敗したらしい。損切りタイミングが遅くで大赤字だそうだ。仕事で課題が山積して気持ちに余裕がない状態だったので、損を確定させることに抵抗感が出てしまったようだ。

気持ちに余裕がない時、「これ以上マイナスな要素を受け入れたくない!」と心が拒否反応を起こす。

「良薬は口に苦し」であって、少しのマイナスを受け入れると最終的に大きなリターンが期待できることは世の中にいっぱいあるが、そこをスルーしてしまうのだ。

事業ポートフォリオの大切さ

急激な円安の追い風を受けて外貨建保険分野が好調らしい。円安のタイミングで加入して円高に触れたタイミングで解約すれば、高利回りの恩恵を受けつつ為替差益も得られるという狙いなのだろう。

国内の保険販売は頭打ちと言われているが、格差が拡大した結果お金があるところにますますお金が集まっている。

お金に余裕のある人たちにとって、外貨建保険の存在は魅力的に映るのだろう。国内事業の一本足打法だとえらいことになっていたはずだ。

事業ポートフォリオの大事さを実感すると同時に、ほんのいっときの浮き沈みで判断する事の愚かさを知った。

人手が足りなくてヘルプを求める時の立ち振る舞い

本当は手伝うのに一定のスキルが必要なケースであっても、あえて「誰でもできる仕事です」と言って人集めをする。

ちょっとぐらい高めの球であっても、悪戦苦闘しているうちにできるようになってくる。本当に切羽詰まっている時はハッタリをかまして後から辻褄を合わせるぐらいの綱渡りも必要だ。

ただし、お願いした仕事が軌道に乗るまでの面倒は見なければならない。そもそも人手が足りないから頼んでいるので、手取り足取りは教えられない。

ヘルプで入ってくれた人が不満を抱かない、なおかつ自身の他業務にも響かないラインでの指導が必要である。

例えば、夜遅くにヘルプしてくれた人のところに顔を出して、「君たちのお陰で本当に助かってるよ!」と一声かけるだけでも、受け止め方は変わってくるものだ。

その他、学びに繋がった言葉たち

先輩後輩関係なく、職場の人との会話は学びの宝庫である。似たような趣旨の記事を過去に書いているので、もしよければ覗いてみていただきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?