![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27585510/rectangle_large_type_2_2e6bc842e6f71bb7a111be6d4cfe5d5f.png?width=1200)
手紙っていい
最近、友達からもらった手紙を読み返して懐かしくなったり、お店のDMに添えられたちょっとした手書きの一言に嬉しくなる。
メールが普及して手紙を書く回数が減った。
LINEが当たり前になって、ほとんど手紙を書かなくなった。
便利だし、早い。
そしてちょっとしたどうでもいいことを、その時にパッと送れるって言うのがLINEの良いところだと思っている。
でも、やっぱりね。
たまに手書きのお手紙なんかを頂くと、それはそれは嬉しいわけだ。
年明けに、数年間全く連絡を取っていなかった友達から「去年嫁に行きました」の報告ハガキが届いた。
メールでもLINEでもなくハガキで送ってくるところが彼女らしいなって思って嬉しかった。
写真はなく、文章だけのシンプルなハガキだった。
この頃は、Facebookやインスタで友達の結婚や出産を知るのが常だった。
そこにはリアルな生活が分かる写真や動画がのっていて、こちらから想像するまでもなく伝わってくる。
手紙は文章だけで、相手のことを想像して、こんなかんじなのかな?とか考えるのもまた楽しいのだけど。
先日、友達からの贈り物が届いた。
もう25年の付き合いだ。14歳の時から毎年お互いの誕生日プレゼントを送り合っている。
そんな彼女からの届いた贈り物の封筒に、かわいらしい切手が貼ってあった。
切手にこんなにもキュンとしたのは初めてかもしれない。
こういうサプライズはメールでは味わえないのだ。
そんな今日も、友達から送られてきた手書きの一言メッセージにワクワクした。
嬉しくてニヤッと一人で笑った。
よし手紙を書こうと思って、便箋やハガキを買ってはみるものの、ついめんどうで簡単に済ませてしまう。
使われずに箱に入れられた紙ものたちがパンパンになり、とうとう蓋が閉まらなくなってしまっていた。
とりあえず上に重し代わりの物を乗せた。
やっぱり手紙っていいな。