犬の名は。続き(コルサコフ症候群)
この記事は463文字です。
「犬の名は。」という記事の続きです。
「おたんこ英語塾」で取り扱ったコルサコフ症候群の事例(ドラマ「DR. House」より)
2:11~
患者:I'm not lying. ― 私は嘘をついていない。
に対して
ハウス医師:Of course, you are (lying). ―もちろん(嘘をついているよ)。
と返答していますが、
作話は本人は意図せずしての行動なので、
厳密には嘘をついているのではありません。
ハウスが結構失礼なことを言っているのは
忘れてしまうからという根拠のためかと思われますが、
患者さんに不快な思いをさせるのは不適切かと思いました。
一方、ハウスは3:09~二度目の訪室で
改めてきちんと名乗っています。
認知症(ではないですが、認知機能が低下している)の患者さんにとっては
毎日会っていても、出会う人はいつでも初めての人になります。
名乗るのは大切なこと。
ここはハウスのプロフェッショナルな面だなと思いました。
コミュニケーションの参考にになればと思います。
お読みくださりありがとうございました。