自宅のDJセット
自宅で現在組んでいるDJセットの紹介。ほぼブッコミ。たまーにミックスしかやらない。その為至ってシンプル。プレイヤーはレコードのみ。昔はスクラッチライブとか使っていたけど、やっぱりレコードの音のみ聴きたいと思いだす。パソコンは片付けた。
まずプレイヤー
Technics
SL1200MK7とSL1200L7M
クラブでの使用率90%以上を誇る定番中の定番。それがTechnics1200シリーズ。その最新版がMK7。そしてシリーズ50周年記念限定モデルがM7L。中身は同じ。記念モデルは特別な塗装やシリアルナンバー付プレートが驕られる。
DJから絶大な信頼を得た伝統の操作性。そして更に高められた繊細な音。文句のつけようが無い。堅牢性は10年、20年経ったモデルが、今もクラブで現役多数。一生モノになるだろう。
上位モデルもあるが、ピュアオーディオ的な佇まいであるから、このモデルで充分だ。
カートリッジ
Concorde MkⅡ CLUB
SHUREがレコード針の生産を辞めた今、DJ用と言えばortofon一択ではないか?(手に入り難いマニアックなモノを除く)
スクラッチプレーを身上とするDJに絶大な人気があったのが、SHUREの M44モデル。針跳びし難い元気のある音が特徴だった。その上位モデルのホワイトレーベルを愛用していた。M44より音が綺麗だった。似た特徴で選んだのがConcorde MKⅡ club。ホワイトレーベルより音がキラキラした印象。
ミキサー
アレン&ヒース
XONE23
極めてシンプルな2チャンのミキサー。音楽機器では余分な回路がノイズの原因になり易い。DJセットに望む個人的な最優先事項は、より良い音である。その意味ではうってつけだ。しかもプリアンプとして使うと、大変優秀と言われる。DJ界隈の噂ではなく、ピュアオーディオマニアで通った話だ。
現在、ちょっと残念なプリメインアンプを使用中。先々はこのミキサーから、評判の良いパワーアンプへ直挿しする予定。
プリメインアンプ
DENON PMA-CX3
DENONはアンプの名門。しかしこれはデジタルアンプとしては初期モデル。あまり評判は芳しくなかった。不人気モデル。その為ディスコン直後70%オフで入手出来た。パワーは充分で癖の無い音。とは言え何か物足りない。余分なチューナーが有ったり、成熟度も足りない。一応ピュアオーディオとして売り出したが、残念な結果となった。
ここを変えるともう一変化期待出来のでは?と思っている。
最後にスピーカー
DALIのMENUET
このセットで特に気に入っている。
とても小さなスピーカーだが、高音がとても美しく艶やか。女性ボーカルや弦楽器は最高だ。しかも大きさに反して、厚みもスピード感もある低音を奏でる。小型ブックシェルとしては最高峰だと思う。しかし残念なのは、この数年で異常に値上がりした事だ。
ケーブル類はスピーカーケーブルはそこそこ良いモノを使っている。他もグレードアップしたいところだ。
このセット、良い音が第一で揃えたが、もう一つ条件があった。
これをカフェなどに持ち込んで、出張DJをやろうと考えて組んだ。ミニマルが条件だ。実際地酒の会を催して、そこでDJをやってみた。BGM的なセットで。コロナで3年以上休止状態だが。
いつの日か、念頭にあるアンプの入替が終わったら、改めて紹介したい。究極の出張DJセットとして。