アカデミー賞

最近noteで「映画100選」というシリーズを書き始めた。今迄観た映画で心に残る100本を、ほぼ解説もなく一本ずつ挙げている。
YouTubeの動画を貼っつけているので、それが解説代わり。動画見て面白そうだったら参考までに…くらいのモノ。これまで2本挙げた。
あまり難しい事を考えないで、心に浮かぶまま、ダラダラと書きたいと思う。

映画作品を選ぶというと、映画祭なんかの賞がある。カンヌ映画祭とかベネチア映画祭、一番有名なのはアカデミー賞だろう。日本もこれに倣って日本アカデミー賞がある。
しかしこの本家アカデミー賞が、どうもヘンテコな感じになっている。多様性を重視して、そこを逸脱した作品がマイナスになるみたいだ。逆に多様性に配慮した作品は加点傾向にみえる。実際、映画に携わる人で、そこを指摘する人は少なくない。公然の事実だ。
自分も多様性は否定しないが、映画作品の価値をそこが左右するのは如何なのか?と思う。
ここ何年かの受賞作品と次点作品を比べると、そこで命運が分かれたと思われる事が多い。
アメリカは常にオピニオンリーダーである。概ね正しいと思う。しかしそれが、信条や思想の多様性を根絶やしにしていないか?地域文化を根絶やしにしていないか?と思う事がしばしばある。
映画作品の価値を測る上で、多様性を言及するのは、釈然としないのだ。

アカデミー賞受賞作といえば、今まで一目置いた作品だったが、ここ最近はピンとこなくなった。

いいなと思ったら応援しよう!