大人を困らせたい子への対応
Q.わざと大人が困る行動をするんです。その都度厳しく注意はしているんですけど、注意をすると暴れて手がつけられなくなってしまいます。注意をしても注意をしても伝わらなくて…。ニヤッてするから、悪いことだと分かっているとは思うんですけど、止めてくれないんです。
腹が立つ?それを狙っています!
物を投げたり、本を破ったり、窓からモノを落としたり、お友達の物を破壊したり…ありとあらゆる迷惑行為。
𠮟ってもやめない。
それどころか、叱られるとニヤリと笑う。
怒られる行為をする直前に大人が注目しているかを確かめている。
これって、確信犯!?って思うこと、ありませんか?
そんなとき、どのように対応していますか?
対応として一番多いのは、叱ること。
けれど、上手くいかないケースが多いようです。
子どもの行動の理由は?
そもそも、子どもは何故大人を困らせる行為をするのでしょうか?
理由その1
大人に注目してもらうため。
褒めてもらうことも、叱られることも、大人の注目を得られることなので、より多くの注目を集めようと、行動しています。このようなお子さんは、根本に不安の感情があります。
理由その2
理想的な環境を整えるため。
大人を困らせる行動を行うと、自分の要求を通してくれることを知って(誤学習して)している場合です。
子どもの予想を裏切ろう!
効果的な対策は、
大人が期待通りの反応を返さないこと。
かつ、相手へ関心を向ける時間を最小限にすること。
具体的には
その行為を『褒める』。
「もっとやっておいてね~!!」と伝えて、あとは無視すればOK.
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