過去は書き換わる
今回は過去を書き換える方法です。
過去って実は、ないって知ってました?
え。なにどうゆうこと?何言ってんのまた?と思いますよね。そりゃそうです。
宇宙の法則で時間て瞬間ごとに同時に発生しているらしいぞ、と言うのは別の記事で書きました。
その理屈で言うと、そもそも過去って言葉すら不要になるんですけど、そこは三次元の物質世界。
過去現在未来って順に『あること』にしちゃっているんです。
過去の写真とか動画とか指差して『何言ってんの、ほらいるじゃない、ここに私ー』って言う『私』は実はもうないんです。『あったこと』にしてるだけ(2度目)
そうしとかないとね、現代三次元の我々はアイデンティティが崩壊するから。
そして、ふと昔を思い出しては懐かしんだり、悲しんだりします。
今回はネガティブな方の過去の書き換え方です。
記憶はただの記録
その前に、記憶とは記録にすぎない、という件からです。
人は自分の存在を残したがります。
自分という人間が、この時代のこの世界で何をしたのか、
どういう人間として周知させたいのか、
墓標になんて記されたいのか、
何かしら自分が生きた証明を痕跡として残したいものなんです。
私たちの魂はどこから来て、何のためにこの地上に生まれたかのか?という疑問と根本は同じです。
すでにアイデンティティを見失っていますね。
だから、写真を撮る、手紙を残す、ブログを書く、日記を書く、本を書く、動画を撮る、記録をとる、SNSを発信する、子孫を残す…。
など、あの手この手で『自分が存在した証拠』を残そうとします。
本能的に知ってるんです。そうしとかないと、自分のことを忘れてしまうってことを。
例えば写真や記録なしの十年前の誕生日とかって覚えてますか?
5年前の飲み会に誰が出席していたかとか、1ヶ月前の晩ご飯のメニューとか、覚えてますか?
忘れてますよね。例え記録があったとしても、それを見ない限りは思い出せませんよね。
SNSでいえば、海外の知らない女の子の日常インスタ見てその子がどんな心の子か理解できますか?
こんなこと書いてるくらいだし可愛いからきっといい子なんだろう、と勝手に思いこむだけですよね。
人はそこに『物的証拠』があるから、自分という人間がどういう存在なのか確立できてるわけなんです。
誰々の子ども、とか誰々の妻、なんてのも完全に物的証拠ですよね。
そこに対象物があるから、自分という存在がある、つまり根拠を持ってアイデンティティが保たれる。それだけのことなんです。
逆にその物的証拠があるからこそ、過去に囚われることにもなるんです。
人物像はただの記録
となると、写真も手紙も日記ですらも、その人物像を現すただの記録です。
写真はただの偶像だし、文章は本当の気持ちかどうはわかりません。
その時本当にそう思っていたとしても、今は違うんだからもはや別人の考えです。
家族や友だちの『昔のあんたはこうだった』的な思い出話し、あれもただの記憶です。
しかもこれか1番曖昧であてにならない。
ほとんどが思いこみですから(笑)
ちょっとスピ的な言い方をすると、その人を証明できるモノって『周波数』しかありません。
(ほんとはそれも変わるけど)
雰囲気、と言えば分かりやすいかもですね。
見てなくても後ろに立っただけで、誰か分かることってありますよね。直感的に雰囲気で。
あれは周波数をキャッチしてるからです。言ってみりゃチャネリングです。
では、その周波数で相手の存在をキャッチしたとして、その時あなたはどう感じますか?
相手を好きなら『好き』、嫌いなら『嫌い』
これだけだと思うんです。
何したから好きとか、何したから嫌いとかの理由は関係なく、最終判断は、自分が相手を『好きか嫌いか』ってだけ。
つまりは、理屈は不要で自分が発信した感情だけなんです。
魂の周波数。自分の証拠はそれだけ。みんなそう。誰でもそう。
だから、人物像なんてただの記録でしかなくて、自分ですら自分のことを知らない。
歴史に出てくる人物像、あれも『何をした人か』という功績や実績を数行書いてあるだけで、どんな心や魂を持った人物だったかなんて、誰にもわからないですよね。
他人が書くわけですから、この偉人はこうあってほしいという脚色や演出や想像がふんだんに入ってます。
ニュース見ててもそう思います。
ちょっと話しそれますが、以前二十代の娘が父親を刺したってことで逮捕されました。テレビではその女の子が悪人ぽく見える写真を添えられて報道されてました。
ひどいニュースだね、とテレビを見ながら家族と話してました。
後で知ったのですが、その娘さんはその父親に何十年も虐待され続けていたそうです。
そうは言っても人を殺めるのはもちろん良くないです。
でもこの娘さんは、そんなリスクを負ってでも、やっとその苦しみから解放されたんだと思うと、やりきれない感覚に陥りました。これ悪ですか?
事実を知れば、受け取り方も変わります。
記録というのはそういうもので、受け取る方の感じ方で何通りのも事実が生まれてくるのです。
それは自分の記録も同じです。ほぼ思いこみで、その時の感情を心に焼きつけているだけなんです。
心の浄化、ホオポノポノ
ホオポノポノって言う、ハワイのおまじないをご存知ですか?
ホオポノポノとは『心のクリーニング』と言って、ただ唱えるだけで心が浄化されていく四つの単語です。
ごめんなさい
ゆるします
ありがとう
愛してます
この四つの言葉です。
この言葉は唱えるだけで、心が浄化されますが、これがどうして過去の書き換えになるかと言うとですね。
たまたま『過去の書き換えワーク』を開発?していたら、出てきた言葉が、この四つだったからです(@_@)偶然。
ただ、この『過去の書き換えワーク』のときに使う四つの単語は、この並び順がいいんです。
私は以前、潜在的に自分のことが好きになれなかった経験があります。
なんで、潜在的かと言うと単純にそこまで深く考えてなかっただけです。
ただ、生きづらさをとても実感してました。
ハイヤーセルフとの分離はなはだしくて、その頃の私はめちゃくちゃ波動低かったと思います。
ネガティブになると、いつも過去のせいにする。
どうしてあの時ああしなかったんだろう、選択肢を間違えた、なぜあんな酷いことをしてしまったんだろう、誰かに対して嫌な気持ちをいだく自分はなんて汚い心なんだろう、といつまでも自分を責めてグジグジと悩んでいました。
これが定期的に起こるんで、いつまでも罪悪感が消えないんです。
ある時、気づきました。これは潜在意識に過去の記録として刷り込まれちゃってるなあ、なんとかして書き換えらんないものかな。と。
で、過去の嫌な記録(思い出)に正面から立ち向かうことにしました。
過去の書き換えワーク
ホオポノポノを使った過去の書き換えワークです。
あ、ちなみに嫌な思い出を消す感じですので、事実をねじ曲げるとかの類ではないです。
でも、これに成功すると、本当に気持ちが楽になります。
過去に囚われている場合は、やってみてくださいね。
インナーチャイルドの癒しにも応用できます。
【ワークのやり方】
①ごめんなさい
自分の中のネガティブな過去の『記録』を思い出して『ごめんなさい』と言ってください。
ごめんなさい、と思う対象はその記録の中の他者でもいいし、事柄でもいいし、自分でもいいです。
例え、思い出の中で他者が悪かったとしても、まず先に自分が謝っておきます。
相手を怒らせたから意地悪されたのかも知れないから『あの時はどーもすいませんねえ』的にでもいいです。
とにかく先に『ごめんなさい』すること。
ここは気持ちを込めても込めなくてもどちらでもいいです。言うだけでもかまいません。
②ゆるします
トラウマの対象や他者が悪かったときへの『ゆるす』より、
この場合は自分に向けて『ゆるす』をしてください。他者へのゆるしもしていいんですけど、大事なのは自分へのゆるし。
素直になれなかったことを『ゆるします』、あんな態度したことを『ゆるします』、あの頃バカだった自分を『ゆるします』、いつまでも人をゆるせない情けない自分を『ゆるします』、こんな自分を『ゆるします』
『ゆるします』はぶっちゃけ他人なんかどーでもいいんです。
とにかく自分をゆるしてください。ここは徹底的に。
さっきも書きましたが、記録の覚え方なんて他人も曖昧だし多種多様なんです。
こちらが思ってるほど怒ってないかも知れないですし、そんなことよりそれがトラウマになっている自分のほうが問題なんです。
まずは自分優先で、自分を徹底的にゆるしましょう。
③ありがとう
自分へのゆるし(他人へのゆるし)のあとに、必ずゆるしてくれたことへ感謝しましょう。
『え、ゆるします』って言ったけどゆるされたかどうだか分かんないよ、って場合でも『ありがとう』をします!
それでも罪悪感が強くて、なんとなく言うのがはばかれるって思っても、ここは儀式だと思ってつべこべ言わずにとにかく言ってください。
なぜなら『ありがとう』は波動の高い言葉だからです。
『ありがとう』と言葉をかけた水を飲むだけで波動が上がるって言いますからねえ。
ありがとう、しましょう!
④愛してます
『ありがとう、大好きです』ってながれでもいいんですけど、このへんはお好みで。
最後は『愛してます』と言います。
だって、ごめんなさいしたら、ゆるしてくれたんですもの、ありがとう!そんなあなた、愛してます!になりますよね、流れとして。
それに最強波動の『ありがとう』に最強パワーの『愛してます』を足したらこれ以上高波動の言葉がありましょうか?
この『愛してます』は自分を含む宇宙全体への愛の告白です。
この状態、過去に囚われていて進めなかった自分、すべてを許容してくれる宇宙への愛情表現。
これ、普段でも心の中で言えたら最強ですよ〜!『ありがとう(愛してます)』『ありがとう(大好き)
めちゃめちゃ幸福度高いですよね。波動爆上げです。
以上、過去の書き換えワークでした。
もう一度言いますが、過去というのはただの記録で、自分以上に他者にとっても曖昧なものでしかありません。
しかも、その見方を変えるだけでも180度解釈が変わることだってあります。
私も過去に、十数年ぶりに会った友だちに謝られたことがあります。正直、なんのことかわかりませんでしたし『それ、私で間違いない?』と聞いてしまうほどでした。それに似た逆パターンもあります。
それくらい過去の記憶なんて記録程度のものなんです。
仕事のミス程度ならもっと忘れていいです。どうでもいいこと。
記録というのは人格とか全く関係ない実質のないもので、
それは魂になんら影響しませんから、どうでもいいことなんです。
もし、出世に影響して悔しかったとかいう類の失敗なら、なおさら自分をゆるしてください。
間違いや失敗なんて誰にでもあるんです。
それすらどうでもいいこと。
それによる学びや気づきがあるかどうかが肝心なんです。
あ、これがトラウマだ、と気づいた時点で半分浄化されたようなものです。
過去を浄化してしまえば、勝手に過去は書き換わります。
過去が書き変わると今が変わります。
かなり気持ちが楽になりますので、お勧めです。
同様に、ブロック解除のワークもありますので、よかったらやってみてくださいね。
心の平穏めざして(°▽°)
おわり