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「ウチ」と言い出したら帰属意識はホンモノ。サポーターの「ウチ」理論。

「サポーターが何者であるか」という疑問を解決するためのヒントとなる単語が「ウチ」という2文字の単語だ。代表的な使い方は「ウチの次の相手はどこ?」「ウチは詰めが甘いから」。

サポーター 論争が紛糾し、無駄な時間を浪費する場合がある。その多くは「サポーターとは誰なのか?」という答えの見つからない論争だ。サポーターを細分化して難しい会話をすることは無用だ。もっと単純に考えれば良い。

あなたは、愛するクラブのことを「ウチ」と呼ぶことがありますか?

人気声優の田村ゆかりさんがアビスパ福岡の応援姿勢をSNSで表明し始めたのは2016年春から。アビスパ福岡に興味を抱く段階から、ユニフォームの購入、アウェイでの観戦など、着々とサポーターへの進化を遂げる中でツイートした一言にサポーターは敏感に反応した。

「ウチ」とは何か?大辞泉によると「うち」は「自分が所属しているものをいう」としている。

1 (「家」とも書く)自分が一員として属する家。また、他人の家も含めて、一般に家庭・家族をいう。「うちが貧乏で苦労した」「うちじゅうで出かける」「よそのうち」
2 (「家」とも書く)自分の夫、また、妻。「うちに相談してからにします」
3 自分が所属するところ。「うちの会社」よそ。
4 手紙の署名で、妻が夫の名に添えて「内」と書き、代筆であることを示す。

「ウチ」という表現の通り、サポーターは無意識のままに自分の応援するクラブを家族のように見なし、自分自身の立ち位置をクラブの外に置いていない。

「ウチ」の中に自分を置き、応援する自分と応援するクラブの関係は一体。もはや、切り離すことはできないのだ。田村ゆかりさんにも見られるとおり「ウチ」と言い出したらサポーターマインドはホンモノ。観戦位置、応援への参加方法がどうであろうと、クラブへの帰属意識は強くサポーターであることは間違えない。

Jリーグが定義するサポーターについては、下記の電子書籍をご覧ください。



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