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キアヌとホアキン:バックマン家の人々


キアヌ25歳
ホアキン15歳

バックマン家の人々
ロン・ハワード監督 1989年

バックマン家の4兄弟。
長男ギル。次男ラリー。長女ヘレン。次女スーザン。
長男ギルは、自分の父親みたいにはなりたくない。いい父親になりたいと思っていた。

ギルの子どもの頃の思い出は、父親に野球場に連れていかれたけど、父親はギルを座らせると、迎えに来るからと言ってどこかへ行ってしまったこと。
あら、私も同じことをされてたわ。
私の父親は、映画に連れて行ってやると言って、歌舞伎町の映画館に私を置いて、終わったら迎えに来ると言って出かけちゃった。
「エミールと少年探偵団」「アルプスの少女」の2本立て。
子供向け映画だけど、子どもは私だけ。あとは、歌舞伎町のおっさんと、カップルばかりのあやしい場内。だって、歌舞伎町だよ。夜だよ。

まったく、しょうがない。何事もなかったからよかったけど。
ちなみに、デスパレートな母には話さないであげた大人の私。

バックマン家の四兄弟はそれぞれ悩みがあった。

ギルの息子は、発達に遅れがあるようで、教師に呼ばれて、特別支援級に変わるように言われる。

シングルマザーのヘレンの長女は、恋愛に夢中。
相手は、トッド、(演じるは若きキアヌ・リーヴス)トッドは定職につかず、箱でできたような怪しげなカートのレースで賞金を稼いでいた。
ヘレンの息子、ガリー、演じるのは、(美少年、ホアキン・フェニックス)内向的でしゃべらない。

ヘレンの長女ジュリー、(演じるはリヴァーフェニックスの恋人だった、マーサ・プリンプトン)が妊娠する。

そこで、トッドの名セリフ。
「車の運転でも免許がいるのに、父親には、免許も資格もなくてもなれるんだ。」
弟のガリーは、義理の兄トッドには心を開いていく。

バックマン家の四人兄弟、そしてその子供たちみんな大変。
そこで、おばあちゃんの名セリフ。
「人生はローラーコースター。上がったり、下がったり。」

34年も前の映画で、新宿の映画館はすいていた。
お掃除のおばさんが、
「ガラガラだねえ、すいてるねえ。」というので
「いい映画なのにね。」なんて話したのを覚えている。

最近は、キアヌはあまりふけてないし、ホアキンは「カモン・カモン」などで貫禄ある姿見せているから、どちらが年上かわからなくなっているけど、キアヌが10歳年上です。
ホアキン美少年でした。

ホアキン15歳





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