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障害についてのあれこれ

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知的障害、てんかん、双極性障害、自閉スペクトラム症の長女を育てながら、大学院で学び、障害者福祉課での各種委員をしながら、行政への働きかけをしています。
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#母親

ヤダさんは突然やってくる

ヤダさんは突然やって来ます。 今朝も、「ヤダア」の大声が、長女の部屋で響き渡りました。 …

ecco
2年前
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「小児自閉症」 平井信義 1968   日本に「自閉症」がやってきた日   

私が都内の大学で心理学を専攻していたとき、一冊の本が刊行された。 その本は、あっというま…

ecco
2年前
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母親になって後悔している

「もしも、時間を巻き戻せたら、再び母親になることを選びますか?」と言う質問に、 「NO」と…

ecco
2年前
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はい、お母さん、合格です。

私の長女は、知的障害、自閉スペクトラム症、躁病、てんかんです。 子どものころからずーっと…

ecco
1年前
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ケアする母の心は深く傷つく

まあ、小さな波はあったものの、長女が大きく躁転しないで過ごせた約一年間の後、やはりやって…

ecco
1年前
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私たちはふつうに死ぬことはできる

重度障害者の娘の母である児玉真美さんの著書、 「私たちはふつうに老いることができない」は…

ecco
1年前
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私が大変!人のお世話はもう無理です。

あんまりにも、疲れ果てて、起き上がることもしたくない。 体の芯まで、ずっしり重くて、もう何もしたくない。 今日は一日お休みしたい。 と思うことがあります。 しかし、それができないのが、知的障害者の子を持つ母親。 とにかく、朝の2時間踏ん張って、着替え、食事、出かける支度をして、「生活介護」に送り出す。 その時間は、気持ちよく過ごして、送りだしたい。 と思うのだが、体がついていかない。 そういう時に限って、 「ああして、こうして。」と言ってくる長女。 まるで、こちらのいやい