【大学キャリア講座】振り返りなくして学びなし?!ターム3「気づきの抽出・アウトプット」
こんにちは!
ECCL事務局の足立です。
私たちECCLのキャリア教育プログラムでは、将来につながる仕事価値観を醸成し、「誰のためにどんな仕事で役立ちたいか」というなりたい姿を描くきっかけを提供しています。
この度、2023年前期 倉敷芸術科学大学にて非常勤講師に就任し、大学2年生を対象に15回にわたる講義を行いました。
▼「人生と仕事」講義の概要記事
https://en-hec.or.jp/media/course_report/230929
▼ターム1についてはこちら
https://en-hec.or.jp/media/course_report/231106
▼ターム2についてはこちら
https://en-hec.or.jp/media/course_report/2311010
今回の記事では「ターム3:活躍する社会人とは?社会人リアルストーリー」についてご紹介します!
ターム3の概要
ターム3では、気づきの抽出・アウトプットを行いました。これまでインプットしたことや学んだこと、感じたことを、ワークシートを用いて、アウトプットしていきます。
このタームを通じて、学生自身が働くうえで大事にしたいことや仕事に求めるもの、どんな環境でどのように力をつけていきたいかなど、ぼんやりしていたものが具体的になっていきました。
ターム3では、ターム1・ターム2の学びを丁寧に振り返っていきます。
◎振り返りのテーマ
①社会人の話を聞いて、印象に残っていることとその理由
②社会人の話の中で共感したこととその理由 / 共感しなかったこととその理由
③20代を過ごすならどんな環境が良いか
④皆さんが考える「働きがい」とは具体的にどのようなものでしょうか。
ワークシートを活用しながら、気づきを振り返ります。
振り返った内容をグループでアウトプットしながら、対話を行います。
グループメンバーの意見を自分の中に取り入れ、またさらに気づきを深めていきます。
このプロセスを通して、バラバラだった各回の気づきが線になり、つながって行くような印象を持ちました。
ターム3学生の感想
ファシリテーターコメント
講義を重ねるごとに、学生のみなさんの「大切にしたいこと」「将来の働くイメージ」が具体的になっていきました。
社会や仕事について知る=インプットを増やすだけではなく、自分の考えに落とし込んでいくアウトプットもあわせて行い、インプット&アウトプットを繰り返していくことが重要だと考えます。
同時に「どのようにアウトプットをするか」がとても大事だと気づきました。
今回は、気づきを抽出するためにワークシートを用いましたが、自分と社会の距離を近づけ、自分の言葉で考えアウトプットするステップが、職業観やキャリア観の醸成につながると感じました。
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さぁ、次回はいよいよターム4「なりたい姿を描く」です。
15回の講義の最後の仕上げ。お楽しみに♪