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どこでも通用する力をつける 成長のつくり方~多様受容性~vol.4

こんにちは!エン人材教育財団の山本です。
エン人材教育財団では事業の一つとして、大学生を対象にキャリア教育事業 en Career Creation Lab.(ECCL)を運営しています。

ECCLでは、入社後も活躍し続け、仕事や本業を通じて社会課題の解決に挑んでいく人材の育成を目指し、将来のキャリアについて考える機会や実践的な本気体験を通した学びの機会を提供しています。

入社後の活躍を目指すために学生時代の本気体験をオススメしています!
本気体験について以前の記事で紹介しているので、ぜひこちらからお読みください♪

本気体験とは

ECCLの考える本気体験の定義はこちらです!

◎リアルな現場であること
体験の為の体験ではない、お客様扱いでもない、リアルな現場でテーマに取り組む
◎顧客からの要望が高い
リアルな現場なので、求められるアウトプットも妥協が許されない
◎ワークハードが必要
より良い結果を求めるために、一生懸命取り組む必要がある
◎リターンが必ずある
経験を通じた学び、社会人からのフィードバックや金銭的リターンが得られる

多様受容性について

ECCLでは、CSAテストにて20項目を数値化し、振り返りを行います。
20項目の中から今回は【多様受容性】についてお伝えしていきます♪

学生時代は気の合う友人も多く、意見の衝突などは少ないのではないでしょうか?
違う意見、価値観に触れた時に大事になるのがこの考え方です。

多様受容性
固定観念にとらわれず、多様な意見に耳を傾け受容している

多様受容性を表す具体的な行動はこちらです。

  • 親・教授・先輩後輩・友達・バイト先の上司など、多様な価値観に関心を持ち、自分と意見が違っても柔軟に受け止めている

  • 固定観念を持たず、多様な思想・学説・理論に触れるようにしている

  • 他者から自分へのフィードバックに積極的に耳を傾け、必要に応じて課題点を改善している

  • 参考になる取り組みやノウハウ(ライバル含め)は、積極的に取り込んでいる

社会に出ると、立場や専門性の違いから意見や価値観の違う人とコミュニケーションを取ることも多々あります。
このような場合に、自分の意見を突きつけるのではなく、相手の意見も受け入れることが大事になりますが、実践してみようとすると意外と難しいです。

ECCLで本気体験をすると、自分と違う意見と触れ合う機会を増やすことができ、多様受容性を向上させるきっかけがたくさんあります。

参加した学生の声

ECCLのプログラムでは参加した学生さんの44.83%が多様受容性の成長を実感しています!!
本気体験を重ねる中で、なかなか理解できない考え方と遭遇することや、他人の意見を受け入れられずに悩むことも多くあります。
実際に、多様受容性は他の項目に比べると伸び悩んでいた学生も多く、すぐには伸びにくいです。
ですが、獲得することで他の人よりも早く成長しやすくなる重要な考え方です。

※各項目20点満点

大学1年生と3年生で参加してくださった実際の学生の声を紹介します♪

大学1年生Hさん
CSAテストを定期的に行い、振り返りをすることで考え方が変わり、多様受容性が向上しました。

Hさんの多様受容性の推移

Hさんのコメント
今まで自分の価値観とは違った価値観を持っている人だと思って話しても無駄という意識だったのですが、自分が相手の価値観を尊重した上で批判も受け入れるような意識で会話したところ、話を続けることができました。

大学3年生Yさん
工場見学を企画する課題解決プロジェクトに9か月間参加しました。その経験の中で周りとの実力差を感じたことをきっかけに、周りのアドバイスを素直に受け入れることで多様受容性が向上しました。

Yさんの多様受容性の推移

Yさんのコメント
一緒にプロジェクトに参加した他の学生の作ってきたコンテンツの内容が社会人メンターから評価され始め、自分の考えたコンテンツの内容は、ときどきしか評価されず、実力差を感じました。なぜ実力差ができてしまったのだろうかと考えた時に、自分は社会人メンターの方々が教えて下さったアドバイスを蔑ろにしていたことに気付き、意識することができました。

大学3年生Mさん
Mさんは9か月間に渡り、企業の課題解決プロジェクトに参加しました。チームで物事を進めていく中で壁にぶつかったようですが、それをきっかけに相手を尊重することを意識し、多様受容性が向上しました。

Mさんの多様受容性の推移

Mさんのコメント
一つの話題に対して何時間もかけて議論しても結論が出ないことが多々ありました。また、資料作成やスライド作成においては個人でやり方やスピード感が異なり、戸惑うことも多くありました。オンライン上では相手の様子が分かりにくいため、連携の仕方に苦労しましたが、まずは相手の考え方ややり方を受け入れ、尊重する意識を持つようにしていきました。そうすることで、少しずつ意思決定のスピードが向上したり、作業が効率化していきました。

【多様感受性】を高めるためには、様々な人が集まるコミュニティに参加し、その中で自分とは違う価値観の人と話す機会をたくさん作ることが1番の近道だと思います。
ぜひ少しずつチャレンジしてみてください♪

次回は【周辺変革性】についてお伝えします!
これは特に当事者意識が求められる考え方なので、実際の学生さんの声に注目です。
ぜひ次回をお楽しみに♪


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