PMCF(プログラムメンバーカスタムフィールド)ってなんなの!?
こんにちは!バタバタしていて、たぶん、更新が遅くなりました。。。
気づけばもう12月です!!今年は本当に早かったですね。。。
ちょっと前に年明けしたなーと思っていたのですが、気づけばもうすぐ年末です。
さて、先日、MarketoUserGroup(略してMUG)の大規模ユーザ会がありました。その際、私も登壇してお話をしたのですが、それは、また、別で記事書こうかなと思ってます。
そのMUGであのマルケトレジェンド!以前は、トレンドマイクロ、現在はソフトバンクの山田さんからMarketoの機能として6月?にリリースされたプログラムメンバーカスタムフィールド(略してPMCF)のお話がありました!
ちょっと、これ便利そうじゃない?とか色々と思ったので私たちの会社で調べた内容をここに書きますね!(実際に私はあまり調べてないんですが。。。ありがとうチームの方々!)
PMCFってそもそもなに?
Marketoで何か実現しようとした際、プログラムを作成すると思います。その各プログラムにデータを貯められるフィールドを作成できます。
このPMCFのいいところは、リードオブジェクトにフィールドを作成する訳でないので、フィールドを節約できる+多分重くなりにくい。と思います。
それぞれにプログラムに対して共通のフィールドが作成されるのですが、作成されたフィールドに対して格納されるデータは、各プログラム毎に決められます。
そのため、一人のリードが複数のプログラムでメンバーとなった場合、それぞれのプログラム内でデータを格納できます。
具体的な使い方としては、例えばデフォルトプログラムを利用してセミナーを運営している場合に、各セミナーのアンケート結果をPMCFに格納したりできます。
このPMCFは、今のところ20個フィールドを作成できます。ここ重要で今後増やせるようにするということも検討されているみたいですが、20個までしか現状作れません。
なので、このプログラムだけでしかこのフィールド使わないからPMCFつかっちゃおうーみたいなことをするとすぐにそこを尽きます。利用方法は慎重に考える必要があると思います。
先ほど、少し触れましたが、プログラムに対して共通のフィールドを作成するイメージになるため、フィールドラベル名は、汎用的な「filed01」「filed02」みたいな汎用的な名前でそれぞれのプログラム毎に使い分けると良いかなと思います。
ただ、PMCFを作成する際には、事前に格納するデータ型を決める必要があるので、そのあたりは利用する場合のデータをイメージしておくことをお勧めします。
■PMCFでわかったこと
①20個しか作成できない
②フィールドの作成には、ユーザの削除権限が必要
③APIからPMCFのデータの取り出しが可能
④PMCFをトークンとしては利用できない
⑤PMCFを含むフォームは、それぞれのマーケティング活動のプログラム内でないと利用できない
⑥PMCFのデータをエクスポート可能
①について
前述のとおりです。
②について
Marketoのフィールド管理項目から作成しますが、ユーザの削除権限ついたアカウントでないと作成できませんでした。作成時は注意しましょう。
③について
APIからデータを取り出せるみたいなので、手動運用を無くすこともできそうです。
④について
一応、USのコミュニティを見るとβ版でやろうとしてるっぽいのですが、現状は未対応です。何かやりくりする方法ないかなーとチーム内で検討したんですが、難しそう。
⑤について
そもそもプログラムメンバーカスタムフィールドなので、プログラム内でないとPMCFと紐づけることができません。デザインスタジオで作成してもフォームとフィールドの紐づけ時に選択できない。デザインスタジオでフォームを作成していて、PMCFの項目でないなーと共有された際、Marketoを使いこなしたメンバーがスパっっと答えていてすごいなーと思いました。
⑥について
③に絡むのですが、手動でリストとしても取り出すことできます。
今のところ調べた感じだと上記のような形でした。
皆さんも利用してみてくださいー
■PMCFのドキュメント
https://docs.marketo.com/display/public/DOCS/Program+Member+Custom+Fields