ソロ活女子のススメ2 第一話

前半は「アフタヌーンティー」。
アフタヌーンティーについての蘊蓄も盛り込まれていて興味深かった。恥ずかしながらアフタヌーンティーが元々イギリス貴族の間で広まった贅沢な嗜みであることを知らずに生きてきた。
貴族が会話を楽しむために生まれたアフタヌーンティーだが、五月女恵(江口のりこ)がソロ活でそれをやる意義、つまり対象(この場合はお茶と三段皿に乗せられた食材、そしてその場の雰囲気)と向き合うというところがブレてなくて良い。
そう言えば「午後の紅茶」というペットボトル飲料があるが、ラベルに貴婦人がプリントされている理由がわかった。今後はちょっとばかり贅沢な気分に浸りながら飲みたいと思った。三段皿も食材も用意できないけれど。

後半は「ヘリクルーズ」。
東京の夜景をヘリで楽しむというものだ。東京の夜景もなかなか良い。「夜の街が明るいということはそこに人が集まっているということで、平和な証拠。」要約したが五月女恵の台詞である。コロナでその平和が脅かされている上、世界に目を向ければ侵略戦争をしているバカな国がある。世界平和って絵に描いた餅なのだろうかと悲しくなる。
ヘリクルーズが終わった後のパイロットの台詞、「勘違いかも知れないが、皆さん最後に前向きな表情になる。」(これもかなり要約)この台詞に対して恵は「勘違いじゃないと思います。」と明言。なかなかいいやり取りだと思った。
「物事を違った角度から見るのもいいかも知れない。」大事なことだと思う。普段の自分にそれが出来ているか、心許ない。
ところでこちらの地元では「札幌の夜景=藻岩山」「函館の夜景=函館山」という定番スポットがある。地元民の癖に札幌の夜景は見たことがない(函館はある)。札幌の夜景をヘリで見てみたいものだ。しかし20分5万円(汗)。
まずは藻岩山から見るか。

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