ECサイトブラッシュアップセミナー「第6回 スマホでできる、使える動画の作り方と活用法」(後編)
ご挨拶
本記事にアクセス頂きありがとうございます。
このnoteでは、三重県の県産品を販売される方々に向けて、インターネット通販(EC)による販売活動の成功に必要な考え方やスキルを発信しております。
このアカウントについて
このnoteアカウントは、三重県雇用経済部 県産品振興課『県産品ECサイト等ブラッシュアップ支援事業』にて運用されています。
三重県内の県産品を扱う事業者の皆様が、今後効果的にインターネットを活用した販売活動を進めるうえで役に立つ情報を発信していきます。
全7回の「ECサイトブラッシュアップセミナー」の第6回目は、スマホで作る動画の作り方と活用法について前編・後編の2回に分けてご説明していきます。本ページは第6回の「後編」です。
第2部 動画の作り方
前編で作成した原稿に沿って動画を作成してきます。動画を撮る際のスタイルとしてここでは大きく分けて6パターンをあげていきます。この6パターンの中からどのパターンで撮影するかを決めたら、そのパターンをマスターするまで同じスタイルで撮影しましょう。
① 顔出しナシ+手元
② 顔出しナシ+手元・やや俯瞰 →机に置いて説明するパターン
③ 顔出しナシ+手元・俯瞰 →②を逆方向から撮るパターン
④ 顔出しアリ+全身 →比較的大きな商品を説明するパターン
⑤ 顔出しアリ+上半身 →実際にやってみせるパターン
⑥ 顔出しアリ+動き回る →場所を移動しながら説明するパターン
(例:ガーデニング用品の使い方を庭のあちこち移動しながら説明する)
この6パターンの撮影の仕方は次の通りです。
① カメラ=固定、録音=無難(カメラとの距離が近いので録音しやすい)
② カメラ=固定、録音=無難
③ カメラ=固定、録音=無難
④ カメラ=固定、録音=遠いので聞こえないかも
⑤ カメラ=固定、録音=無難
⑥ カメラ=動く、録音=難しい
顔出しアリの場合、撮影しながらナレーションも録音する必要があります。話し方に注意が必要で、録音が失敗しやすいため撮影になれた人またはカメラマンがいる場合におすすめの撮影方法です。
顔出しナシの場合、口元がうつらないため、あとでナレーションを入れることが可能ですので、録音を気にする必要ありません。余計なものが映ってしまうリスクもほぼないため、初心者向けの撮影方法です。
撮影用の機材はカメラ、三脚、マイク、照明等さまざまなものがあり、またそれぞれに数多くの種類があります。ですが今回はまずはスマートフォンで撮影してみましょう。その場合に必要になるのはスマートフォンホルダーです。これだけは必ず用意してください。マイクは使用せず、スマートフォンに手が届く距離で撮影・録音してください。照明も最初は使用せず、明るい場所・自分の影が映らない場所で撮影してください。
撮影した動画の編集もスマートフォンのアプリで行います。アプリは様々なものがありますが、今使用しているものがなければ「VLLO」をおすすめします。動画編集は
① 素材の整理
② アプリの立ち上げ
③ 素材を並べる
④ 編集する
⑤ テロップを入れる
⑥ ナレーションを入れる
⑦ 音楽をつける
⑧ 書き出す
の順に行ってください。
動画を作成するとYouTubeを活用していくことになるかと思います。企業でYouTubeを使う場合、最初に2つだけ必要なことがあります。
① 社内で使うGoogleアカウントの取得
② YouTubeチャンネルの作成(PCからのみ)
YouTubeに動画をアップする場合、最低限記入すべき項目は「タイトル」「解説文」「ハッシュタグ」「サムネイル」の4つです。
YouTube動画のアクセスを集めるためには
① テキストにこだわる(ハッシュタグ、タイトル、解説文)
② サムネイルに凝る
ことが重要です。
ハッシュタグは1動画に3個表示されます。ビッグキーワード、トレンドキーワード、検索しそうなキーワードを使用してください。YouTube向けのキーワード調査には
「RURI-CO」
https://ruri-co.biz-samurai.com/
というサイトを活用してみてください。
YouTubeはサムネイルが命、といっても過言ではありません。サムネイルを変えるだけでアクセス数が伸びる事例も多く見られます。サムネイルの作成には
「CANVA」
https://www.canva.com/ja_jp/
がおすすめです。
動画を作っていくにあたって大切なことは、とにかくやってみることです。勉強してからやろうではなく、たくさんの動画を作りながら自分にあったやり方を模索してください。1ヶ月目はただ動画を作ることに専念してください。2ヶ月目になったら方向性を絞っていきましょう。そして3か月目に参考になる動画を見つけ、真似して改善して行ってみてください。キャッチコピーやサムネイルが「どちらがいいか」と迷った時は何パターンか作って実際に動画を公開し、その反応を見て方向性を決めていきましょう。
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