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「第1回 WEBマーケティング」(後編)ECサイトブラッシュアップセミナー
ご挨拶
本記事にアクセス頂きありがとうございます。
このnoteでは、三重県の県産品を販売される方々に向けて、インターネット通販(EC)による販売活動の成功に必要な考え方やスキルを発信しております。
このアカウントについて
このnoteアカウントは、三重県雇用経済部 県産品振興課『県産品ECサイト等ブラッシュアップ支援事業』にて運用されています。
三重県内の県産品を扱う事業者の皆様が、効果的にインターネットを活用した販売活動を進めるうえで役立つ情報を発信していきます。
全7回の「ECサイトブラッシュアップセミナー」の第1回目は、最近のECの現状とWEBマーケティング(集客テクニック)の概要を前編・中編・後編の3回に分けてご説明したいと思います。本ページは第1回の「後編」ですので、初めて訪問された方は「前編」「中編」もぜひご覧ください。
ブランディング
「ブランド」とは ある特定の商品やサービスが、消費者・顧客によって「識別されている」とき、その商品やサービスを「ブランド」と呼びます。
(引用 一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会)
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まずはブランディングの概念からお伝えしたいと思います。
生活者と企業がいます。生活者が「あのお店はこうだよね。」「あのブランドはこうだよね、こんな感じだよね」と思っていることを専門用語で「ブランドイメージ」といいます。
企業が「うちの店はこういう風に思われたい」というのを専門用語で「ブランドアイデンティティ」といいます。
そのブランドアイデンティティとブランドイメージをいかにイコールにするかということがブランディングであるといえます。
それをどのようにしていくかは、
ブランドを構成する要素(ブランド要素)
ネーミング、ロゴ、キャッチコピー、キャラクター、パッケージ、
色、音、におい、ドメイン
これらをいろいろ駆使して、お客様にきちんと識別をしてもらうということがとても大切であると考えます。ここで一番大切なのが、一貫性です。
思いついたときに、店の店名のロゴを変えてみたりなどはやめましょう。
ブランド用語に次のような言葉があります。
「ブランド再生」消費者が名前など記憶の手がかりとなるブランド要素を選択肢として示されないで、製品カテゴリーなど限られた手がかりのみから当該ブランドの記憶を再生できること
「ブランド再認」ブランド・ネームやロゴなどブランド要素の選択肢を与えられ、その助けを借りて記憶の中のブランドの存在を認識できること
「ブランド体験」ブランドの世界観を、当該ブランドのターゲットである戦略顧客に感じてもらうこと
目指すところは、このうちのブランド再生です。何かニーズが発生したときに、先ほどの記憶のところにも関わっていますが、いかにそのお店の名前、商品の名前を思い出してもらうかが大切で、そのためにはブランドに接する量をいかに増やすかがとても重要です。
顧客体験(ブランド体験)お届け編
ECサイトの改善に取り組むにあたって、実際にいろいろな通販を試してください。
その中で他社がどのような工夫をしているのかを顧客として体験し、よい事例についてはぜひ真似をしてみましょう。
様々な取り組みとしていくつかの事例を紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1664863485942-oHfxnFUp8L.jpg?width=1200)
① 商品を入れる段ボールへのコメント記載
段ボール箱にちょっとしたコメントが書いてあるとほっこりします。また「ドライバーさんへ」という形で荷物の取り扱いや配達時間への注意を促すコメントを入れることで商品を大切にしていることが伝わります。「カッター注意」の記載もお客様への細やかな心配りが感じられます。
② 同梱物の工夫
商品案内や会社案内を入れるところは多いと思いますが、そこに手書きのメッセージや顔写真を入れることでさらに親しみがわきます。食品の場合はおいしい食べ方やアレンジレシピの案内を入れることで、次の注文につなががることがあります。通販で人気のお店というのは、こういうことをしっかり取り組んでいます。
何か記憶に残るということだけでなく、その商品やサービスを堪能してもらうツールを同梱することでリピートにつながります。
お買い物をするとき、①知っているものを買う②知っているお店から買う、この二つの条件のうちどちらか一つが入っていると思います。
ものを買う時に思い出してもらえるということが非常に重要であり、その為にもぜひ、お客様にブランド体験してもらえるような取り組みをしてください。
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