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【2023年最新】完全独学で学ぶ中国輸入物販の解説 無料の仕入れアカウント特典付き

今回は中国輸入物販とOEMについてまとめの記事を作成しました
情報は随時更新していきますので、ぜひご意見頂けると嬉しいです!


#中国輸入の全体像

中国仕入れの全体の流れは以下のようなイメージです。

私たちユーザー側でやることは、至ってシンプルで日本のショッピングサイトを利用する感覚に非常に近いです。

下の記事に登録〜利用までの流れはまとめましたので、ぜひご覧ください。

  1. 代行業者のサービスに会員登録

  2. 商品の選定

  3. カートに追加

  4. 購入&支払い

  5. 商品が日本に到着後、検品して販売


#仕入れについて

ここでは、中国の「どこから」「どうやって」「何を」「いくらで」仕入れるのか?をまとめてみました。

1、どこから仕入れるのか?

中国での仕入れ先は主にアリババグループの運営するECサイトから仕入れるのが一般的です。実はアリババグループが運営するECサイトは沢山あり、それぞれ特徴が異なるので簡単に解説します。

1688サイトTOPページ

1688
中国国内向けの卸サイトのため、正真正銘の卸価格で買えます。
同じようなサイトで「Alibaba.com」は「1688」の海外向けサイトのため価格が割高になっています。


タオバオ / Tmall
タオバオやTmallは中国国内の消費者向けECサイトです。
価格は割高ですが、品質の良い中国の小売ブランドも仕入れる事が出来ます。
※中国国内での小売を想定しているため、日本で販売してはいけないブランドも存在します。


AliExpress(アリエク)
こちらは日本の消費者にも有名なサイトですが、1688の海外向け+消費者向けのECサイトですので価格は割高で仕入れには不向きです。「


拼多多(ピンドゥオドゥオ)
中国では有名な共同購入型の特価品サイトです。
海外向けにTemuという名称で進出していて、日本にも最近進出しました。驚きの価格で販売されていますので、仕入れにも使えるかもしれません。

1688は、日本でも有名なSHEINの工場なども出店していたりしますので
SHEINより安く商品を仕入れる事が可能です。



2、どうやって仕入れるのか?

先に記載した通り、「輸入代行業者と契約して、1688から商品を仕入れる
これが一番おすすめの仕入れ方法になります。

たまにアリエクやタオバオから直接商品を購入されている方も見かけますが、価格と物流オプションの面であまりお勧め出来ません。
代行業者のサービスは単に指定の商品を指定の場所に届けるだけで無く、
日本での販売に役立つようなサポートがたくさん用意されています。

業者と契約と言うと、面倒に感じる方も多いかと思いますが
実はAmazonで買い物するのとほとんど同じ感覚で利用できます。
簡単に代行業者への登録と発注の流れを解説していますので、再掲します。


3、何を仕入れるのか?(検索とリサーチの方法)

ここでは、1688を利用する上で基本的な検索方法や工場の選び方についてお伝えしていきたいと思います。

まずは、中国サイト1688の見方について説明します

こちらが1688のTOPページです

まず検索方法は、「画像検索」「キーワード検索」が存在します。
キーワード検索については探しているアイテムのキーワードを中国語で入力します。


【キーワード検索について】

まずは、グーグル翻訳を活用して検索ワードを中国に変換します。
この時の注意事項として、検索するワードはスペースではなく改行で入力しましょう。

スペースで検索した結果
改行で検索した結果

この様に検索結果が変わってしまうのです。
商材によっては若干のニュアンスの違いがありますので、思い通りの検索結果にならない時は翻訳前の日本語の言い回しも検討しましょう。


さて、キーワードを翻訳したら先ほど検索窓に入力していきます。

該当する商品がズラッとでてきます

このままではどれを選べば良いのか分かりませんので、下図のように赤丸の「成交额」の文字をクリックすることで、検索されたグレーのリュックサックを1688.comで売れている順に並べ変えることが出来ます。

売れてる順に並び変えましょう

「成交160万+元」は、「160万元÷15元(販売価格)」と計算することにより、およそ10万7,000個も売れていることがわかります。こういった方法で売れ筋の商品を探すことも可能です。

【画像検索について】
次に画像検索について説明します。
Amazon楽天の人気ランキング商品の画像をPCにダウンロードして、
下のカメラマークをクリックします。

検索したい画像を選んで開くを押します。

すると下のように同じ商品や類似商品がずらっと並びます。
この中から仕入れる店舗を選ぶのですが、このままだと何を基準に選んだら良いか分からないですよね、、。

ここでは優良な店舗の選定方法をお伝えします。
まずは先ほどと同様に「成交额」ボタンをクリックすることによって、検索された商品を売れている順に並び変えましょう。

先頭の商品をクリックすると店舗の商品ページに飛びます。
そこで上の会社名の部分にカーソルを当てると、下記のような項目が出てきます。

こちらが各項目の解説です。

ポイントを説明します。
①営業年数は最低1年程度欲しいですね。もちろん長ければ長いほど商品力や高い品質、資金力があるということになるので取引先として信用できます。

②取引ランクは直近30日の売上規模ですので、マークが多いほどいいと判断できます。

③店舗運営形態で、下記のような意味となります。
・生产厂家:工場直営(オリジナル商品の対応が可能)
・经销批发:卸売業者(オリジナル商品の対応が不可)

中国輸入は、売れる商品を見つけた場合、他の業者との差別化がキーポイントとなりますので、将来OEMビジネスを予定している場合は、「生产厂家」を選んでおくといいでしょう。

④はリピート率です。15%以上あれば悪くない店舗と判断されています。

⑤は店舗に関するそれぞれの情報が1~5で評価されたものです。

商品品質の指標が満点であれば安心ですが、「3」くらいだとちょっとどうかなと迷うこともあるでしょう。そういった場合は、日本のECサイトでもよくあるユーザーレビューが役に立ちます。

ユーザーレビューは、下図のように業者の個別ページの下の方に
「买家评价」というタグがあるので、それをクリックすることで参照できます。

Google翻訳するとこんな感じです。多少不自然ですが、何となく意味は分かりますね

取引したい優良店舗が見つかった場合、その店舗が販売している他の商品からよく売れているものを新たな仕入候補とするのもいいでしょう。リサーチをきっちりと行い仕入先とした大丈夫と判断した店舗なので、安心してラインナップを追加し販売ボリュームを増やすことができます。

4、費用の計算について

中国輸入販売における費用には下記の項目があります。

【中国側でかかるコスト】
1、商品代金(元)
2、中国国内送料(0~5元程度)約50〜100円程度
3、検品手数料(0~2元程度)約30〜40円
4、代行手数料(0~10元程度)約50〜200円程度
5、国際送料(45元〜)約1000円前後

これらに元円の為替レートを掛けた金額がコストとなります。
※大体×20をすると日本円になると覚えておきましょう。
手数料や国際送料は代行業者ごとに若干異なります。

【日本側でかかるコスト】
1、販売プラットフォームの手数料(3〜10%)
2、日本国内送料

中国から日本のお客様へ直送することもできますのでその場合は送料を節約できます。
直行便のD2Cプランは直送に対応しているので、お客さんに直送したい場合は直行便がおすすめです。

【関税】
少額(15,000円以下目安)の場合は関税はかかりません。
代行業者を使った場合は手続きは特に必要なく、発生した場合は後から請求が来たら支払う、という流れになります。

(例)zozoタウンの商品を画像検索してみました

直行便の有在庫プラン9800円で仕入れた場合
※1着のみ仕入れた場合
商品単価:1085円
中国国内送料:100円
検品、手数料:60円
国際送料:約1000円
関税:0円
1着で仕入れても約2245円前後になります。

数着まとめて仕入れれば、1枚あたりの国際送料が割安になるのでさらに価格が下がります。
色々な商品を5着〜10着程度まとめて仕入れれば、1着あたりの国際送料は200円〜400円前後になる感覚です。

※5着まとめて仕入れた場合
商品単価:1085*5着=5425円
中国国内送料:100円(国内送料は何着仕入れても変わらない場合が多いです)
検品、手数料:60円*5着=300円
国際送料:1500円
合計:7325円(5着)
1着あたり1465円

これをメルカリで3000円程度で販売すれば、1着あたり1500円程度の差益が取れます。
手数料を差し引いても1000円程度の利益を取れる商品です。

#中国輸入で覚えておきたい4つのこと

1、大型連休に注意

中国仕入れユーザーの一番の悩みが国の大型連休です。
特に有名なのが春節(旧正月)休みです。毎年1〜2月に始まる大型連休で、通常の企業は1〜2週間程度の休みですが、工場は長くて1ヶ月程度休みに入ります。
この間、もちろん商品の出荷は止まってしまうため事前に在庫をしておくなどの対策を取らないと販売がまるまるストップしてしまいます。
さらに春節明けの3月も、お休み1ヶ月の間に溜まったオーダーをまとめて処理するため物流の大混乱が起きがちです。

今年初めて中国仕入れを始めた方は十分に注意しましょう。
ちなみに、春節ほどではありませんが10月の頭に始まる国慶節休みも1週間程度ストップしてしまいますので注意しましょう。

2、偽物に注意

中国仕入れに付き物なのが、偽ブランド品です。
皆さんが、仕入れるサイトはあくまでも中国国内事業者向けのサイトであり、代行業者さんも我々がオーダーした商品を指示通りに買付代行してもらっているという前提をまず理解しましょう。

日本でブランド侵害などで訴えられた場合、〇〇の代行業社で仕入れましたや、中国のサイトで売ってたから〜というのは通用しません。
まず1688内でハイブランドの正規品が出回る事はありませんし、キャラクター物も99%偽物、仮に本物だったとしても我々がライセンスを持っていない限り販売NGの商品ですので避けるようにしましょう。

3、電化製品に注意

電化製品については、PSE認証を取得していない商品は日本で販売できません。
代行業者に依頼すれば、説明書を日本語で用意したり日本語のパッケージを作成することも可能ですが動作についてクレームなども面倒ですので初心者の方はあまり扱わない方が無難です。

4、急な仕様変更に注意

中国仕入れで起きがちなのが、同じ仕入れ先から同じ商品を仕入れているはずなのに急に若干仕様が変わる現象です。
生産ロットごとに使用する生地が変わったりするため、同じ画像で販売していてもボタンの色が変わったり、生地感が変わったりする事が多々あります。
優良なメーカーを選んでいればほとんどそのような事は無いのですが、価格が安い商品などに起きがちです。

#販売方法

中国輸入における販売先は、、、、正直ほとんど全ての国内サイトで中国商品が販売されています。

1、Amazon

Amazonが一番王道の販売先になります。
まずは数種類の商品を仕入れてFBA倉庫に納品して、テスト販売
売れ行きの良い商品を中国でOEM生産して独占販売などが多い印象です。

2、楽天市場、ヤフーショッピング

楽天市場やヤフーショッピングの場合はOEM商品というよりも仕入れ商品が多い印象ですが、基本的にはAmazonとほぼ同じです。

3、zozotown、SHOPLIST

中国のアイテムをセレクトしてブランド化して販売する方法です。
ブランドのタグだけを付けるパターンや、モデル画像だけ自社で撮るパターン、類似品を生産するパターンなど方法は様々あります。

4、BASE、Shopify

こちらも仕入れの方法は、3と同様です。
セレクトで運営するにしてもSNSや広告からの集客が必要ですのである程度の世界観を持たせてブランド化しないと中々売りずらいですね。
ブランド化に成功してしまえば月商1000万以上の売り上げも狙えるようになります。

5、メルカリ、ラクマ

初心者〜副業の方向けの販売先です
ユーザー数が圧倒的に多く、とにかく売りやすいのが特徴ですね
ここで物販の基本を学びつつ、資金を作ってから別の販売方法にチャレンジするのもおすすめです。
メルカリが一番売りやすいですが、最近ラクマも結構売れます。
手数料が安いのでラクマの利用もおすすめです。

6、実店舗

路面店やショッピングセンターの店舗さんが中国から仕入れる事も珍しくありません。
実は近頃中国の方が最新の縫製機械や生産設備を持っているため、日本よりも品質が良くなってきています。
品質表示タグとブランドネームを取り付ければそのまま日本の店舗でも販売可能です

7、クラファンサイト(Makuake)

こちらは主にOEMでの利用になります
自身の考えたとっておきのアイデアを中国の工場で形にしてクラウドファンディングサイトで販売します。中には1商品で1000万以上の売り上げになることもあります。
ページの制作代行など承っていますので、宜しければ気軽にご相談ください。

以上が主な販売方法になります。

#オリジナルアイテムの制作について

まず、オリジナルアイテムの制作については大きく2パターンの方法があります。

1つ目がOEMと呼ばれる方法で、簡単に言うと「工場に依頼して、自分の企画した商品を作ってもらう」ことを指します。
アパレルを例にすると、「作りたい形や素材を決めて工場に発注する」のがOEMです。

2つ目が簡易OEM(ODM)と呼ばれる方法で「工場が作った商品を、自分のブランドの名前で売らせて貰う」ことを指します。
同じくアパレルを例にすると、「既製品のタグだけ変えて自社ブランドとして販売する」もしくは、「既製品に刺繍やプリントなどの加工を施して販売する」方法を簡易OEMと呼んでいます。

言葉の定義については、工場側、メーカー側、販売店側によって若干捉え方が変わるかもしれません。

まとめると、「1から企画して新たに商品を作る」か、「既にあるものにちょっと加工する」かの違いと考えると分かりやすいと思います。

【全体の流れ】

1、作りたい商品のイメージを用意(他ショップの現物サンプルがベスト)
2、代行業者やOEM業者に相談
3、仕様を決めてサンプル作成
4、サンプルを確認して修正点を指摘、再度サンプル作成
5、2ndサンプルを確認
6、問題無ければ量産発注

5の段階で並行して商品撮影に入ると量産が完了する頃には、商品ページやプロモーションをかけれるのでスムーズに販売が可能です。

※注意点
通常はサンプル制作1回あたり〇〇円という費用が発生します。
こだわりが強い場合は、意図を正確に伝えないと何度も修正が発生します。

【必要な準備について】

「どういう商品を作りたいか」というイメージは必須です。

簡易的に依頼する方法も後から紹介しますが、まずは一般的に必要とされているものを紹介します。

0、絵型やイメージ
作りたい商品のイメージ(他ブランドの画像やイラストなど)を用意します。

1、仕様書(商品の設計図)
絵型を元に各パーツの長さや使用する素材などを記載したものです。

2、型紙(パターン)
仕様書を元に、生地を裁断するための型紙です。
パタンナーさんに依頼して作成してもらいます。


3、生地
生地問屋さんにイメージに近い生地のサンプル帳(スワッチ)をもらいます。そこから自分のイメージ近い生地を選んで発注します。

4、副資材
ボタンやチャックなど、その商品に使用する資材を選定して発注します。

※ココナラやクラウドワークスで絵型、仕様書やパターン作成は依頼できます。

ここまでが通常の生産で必要な準備物ですが、実際には代行業者さんが用意してくれるため、作りたいイメージさえあれば何とかなります。
が、、そうは言ってもここまでやるのは結構大変です。

そのため、オリジナル商品を作る目的は何なのか?をはじめる前に一度考えてみてください。

・他のショップと被らないために
・ブランドのイメージアップのために
などの理由であれば、まずは簡易OEMがおすすめです。

1、中国で品質の良い無地のアイテムを探して刺繍やプリント加工をする
2、既製品と全く同じ形で、素材だけを変更する
3、パッケージだけ制作してロゴを入れる
4、既製品のタグだけ取り替える
など

私もほとんどこの方法でオリジナルアイテムを制作しています。
稀に1から完全OEMで作ることもありますが、残念ながらかけた時間と売り上げは比例しないことも多々あります。

【費用について】

生地(素材)代+工賃が生産の原価になります。
+αで以下のコストがかかってきます(簡易OEMの場合は不要)

・型代(5000円〜20,000円)
・サンプル制作費用(5000円〜20,000円)
・サンプルの送料 1000円〜2000円
・ブランドネーム 首元のタグ
 →大体2000枚で1万円程度(5円/枚)
・品質表示タグ(5円/枚)程度

・下げ札(無くてもOK)
 大体1000枚で2万円程度(20円/枚

以上がOEM生産についての説明になります。
もし作成希望のアイテムや相談があればお気軽にご連絡ください!

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