LINE公式アカウントで意中の人に想いを届けるにはセグメント配信を活用すべき!
あの人に想いを届けたいな。
でも、みんなに配信されちゃう…
LINE公式アカウントを運用していると、こんな悩みにぶち当たることはありませんか?
こんにちは。EC-Consulting JapanのLINEマーケティング担当の寒川です!
せっかく心をこめて作成したコンテンツやメッセージが、全然関係ない人に読まれるのって、なんか嫌ですよね?
いやいや、もらった方だって困ります。
いろんな生活用品を扱うお店を例にすると…
さまざまなカテゴリの商品を取り扱っているため、老若男女問わず幅広い「友だち」が現在1000人います。すばらしいですね!
これまで「友だち」を増やすために、出店モールの商品ページ、自社サイト、LP、チラシなどで、地道に頑張ってきました。
さてこの度、新商品の「キューティクルを守りながら髪の毛をさらさらにしてくれるヘアブラシ」を販売することとなりました。
あなたなら1000人の「友だち」にどうアピールしますか?
「よし!数打ちゃ当たる!!全員に一斉配信だ!」
ある程度物販をしている方なら、ほぼこの考えには至らないのではないのでしょうか。
もちろんそれが間違った方法であるとはいいません。
しかし、商品を販売する際に最も大事なこと、それは「ターゲットを誰にするか」です。
せっかく素敵な商品を、訴求力の高い商品ページで販売したとしても、ターゲットに届かなければ、何の意味もありません。
この商品は美容意識の高い20代の女性をターゲットにしていると仮定します。
もちろん前述のように、1000人の「友だち」全員に配信すれば、ターゲットには届きます。
中には、ターゲット層以外の方が振り向いてくれる可能性だってあるかもしれません。
でも考えてみてください。
1000人中、500人が男性の「友だち」だった場合、
500人の男性に魔法のヘアブラシをご紹介することになります。
ほとんどの「友だち」はただスルーするだけだと思います。
しかし!
スルーする=自分に興味のない配信メッセージがくる
これが5回連続続いたらどうなりますか?
あっ、このアカウントは自分には関係ないメッセージしかこないし、もうブロックしてしまえ!
こう考える人がでてくるのではないでしょうか?
LINE公式アカウントのブロック率は平均で20〜30%と言われています。
恐ろしい…
せっかく頑張って集めた「友だち」なのに、さらなる頑張りによって減ってしまうなんて…
さらには、LINE公式アカウントは配信できるメッセージの数が決まっています。
大袈裟にいうと500人に対し、無駄にメッセージを送ってしまってるのです。もったいなさすぎる!!
そんな悲しいことがあってもいいのでしょうか?
いえ、いけないに決まってます!
「じゃー、どうすればいいんだ…
一人ひとり購入履歴を確認して、個別にメッセージを送る?
そんなバカな!?
20代女性の興味がありそうな人にだけに絞ってメッセージ配信なんて。
そんなことでき…」
るんです!
20代女性の興味がありそうな人だけに絞って、決まったメッセージを配信することは可能です!
Linyのセグメント配信を使えば、意中の相手にピンポイントで想いを届けることができるんです!
そもそもセグメント配信はご存知でしょうか?
セグメントとはマーケティング用語で、お客様を属性ごとに分けることです。
仕分けたセグメントに対して、メッセージなどを配信することをセグメント配信といいます。
上記の例で、もっと絞って、先月実施したヘアケア商品に同梱したチラシを見て「友だち」になってくれた人にだけ配信することができるんです!
なんてこった!!!
ですよね?
Linyでは、どの流入経路で友だち追加が行われたのかを特定することができます。
流入経路=入口 と考えてください。
頑張って「友だち」を増やすときに、出店モールの商品ページ、自社サイト、LP、チラシを使いましたよね?
一つのアカウントで、それぞれ別のQRコード(友だち追加の入口)を作成し、設置することができちゃうんです!
すごくないですか?
<流入経路についてはこちら>
これを活用すれば、どのQRコードを読み込んで、「友だち」になってくれた人が、自社の商品を買ってくれているのか分析することができます。
その分析をもとにターゲットを絞ってメッセージを配信することができるのがLinyです。
先月実施したヘアケア商品に同梱したチラシを見て「友だち」になってくれた人が50人いたとします。
その50人に向けてメッセージを配信し、実際に10人が購入してくれたとします。
購入率は20%、配信メッセージ消化数は50通です。
では、数打ちゃ当たる作戦で、1000人に一斉送信した場合。
潜在需要のお客様にもヒットし、50人が購入してくれたとします。
購入率は、たったの5%、配信メッセージ消化数は1000通です。
どうですか?
もちろんこれは極端な例ではありますし、
いや、1000人に配信したら、売上が5倍になったんならそれでいい!
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、9950通を別の販促のために活用するほうが、圧倒的に費用対効果が高いのはお分かりいただけるかと思います。
例えば、今月はもう配信することもないし、メッセージ数に余裕があるから…
という考えがあるのであれば、それもいいのかも知れません。
ただし、先ほどお話した通り、興味のないメッセージを受け取り、ブロックされてしまうリスクもついてきます。
何より覚えておいていただきたいのは、そもそも買ってもらえる確率が高い人にのみ絞って配信しているということです。
いや待てよ?確かセグメント配信はLINE公式アカウントでもできるって聞いたけどな…
はい、LINE公式アカウントでもセグメント配信を使えます。
LINE公式アカウントでは、絞り込み配信と呼ばれてますね。
しかーし、LINE公式アカウントでは、絞り込みは
「年齢」「性別」「エリア」「使用OS」「友だち期間」の5つでしか絞り込みができません。
上記の例でいえば、LINE公式アカウントでターゲットを絞って配信できる範囲は、20代女性に一斉配信までです。
さらには、LINE公式アカウントによる絞り込みは「みなし属性」です。
LINEがユーザーの行動履歴などから割り出した属性でしかないため、正確なデータとは言えません。
どうでしょうか?
最大限メッセージ配信の効果を発揮できるかと言われれば、そうではないのは明確かと思います。
さらに、Linyの機能を使用すれば、セグメントごとにリッチメニューを変更することだって可能です!
通販ページから友だちになってくれた人にはメニューA
特定商品の同梱チラシから「友だち」になってくれた人にはメニューB
ホームページから「友だち」になってくれた人にはメニューC
Linyならこんな出し分けができるんです。
お客様それぞれにあったメニューを表示することで、一人ひとりの興味・関心に訴求することができ、ブロックされることもなく、自社のアカウントのファンになってもらうことができますね!
まとめ
・セグメント配信を行うことで、興味・関心のある人にだけメッセージを配信することができる。
・セグメント配信は成約率向上、ブロック率軽減、メッセージ通数の節約など様々なメリットがある。
・LINE公式アカウントは5つのみなし属性でしか絞り込むことはできない。
・Linyを使えば、より興味・関心を持ってくれている人に絞って、アプローチすることができる!
1通あたりの配信効果を最大化するには、セグメント配信は非常に重要です。
とにかく、
LINE公式アカウントを運営していく上で、Linyを使わない手はありません!
Enjoy Liny!