〇 近田春夫自伝的著作『調子悪くてあたりまえ』登場
〇 近田春夫自伝的著作『調子悪くてあたりまえ』登場
【Chikada Haruo’s New Book “It’s Natural That I’m Not Feeling Well” Releaed】
最後まで無料で読めます。読後、お気に召せば「記事を購入する」、あるいは、「サポートをする」(金額は自由に設定可)なども可能です。いわゆる投げ銭形式です。クレジットカード払いか、携帯電話支払いがお選びいただけます。アカウントを作らなくても支払い可能。アカウントを作ると、次回以降手続きが簡略化できます。
(本作・本文は約4000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ8分から4分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
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〇 近田春夫自伝的『調子悪くてあたりまえ』
【Chikada Haruo’s New Book “It’s Natural That I’m Not Feeling Well” Releaed】
調子。
日本の音楽業界でも独特のポジションに位置する音楽プロデューサー、ソングライター、アーティスト、近田春夫さんが自伝的著作『調子悪くてあたりまえ』を2021年1月28日に上梓した。
調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝 Kindle版
近田 春夫 (著), 下井草 秀 (著)
キンドル版
https://amzn.to/3bu7iqs
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すでに、この本の出版に関して、トークイヴェントを2本ほど行っている。一本はネット配信のドミューンで、もう一本も配信で音楽評論家萩原健太さんとの対談『音楽評論サミット』。
後者のイヴェントでは、本についてはほとんど話がでず、音楽評論などについての縦横無尽にトークに花が咲いた。
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この『調子悪くてあたりまえ』は、近田春夫さんの自伝的著作。これも一気に読んだ。近田さんは、2020年3月に『ソウル・サーチン・ラウンジ』にご登壇いただく予定だったが、コロナ禍で延期につぐ延期になって、2021年3月17日(水)にいよいよ1年ぶりに開催の予定だ。(詳細下記に)
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近田春夫・自伝的著作。
さて、この著作『調子悪くてあたりまえ』は実におもしろかった。
近田さんが1970年代以降の、いわゆる歌謡曲・ザ・芸能界とちょっと距離をおきつつもしかし、うまいこと関わりつつ、内田裕也さんファミリーの一員としての確固たるポジションをキープしつつ、しかも、果てしない洋楽の大海の中から自分に合うところだけ、おいしくつまんでいくスタイルが最高だ。
やはり、僕は近田さんとディスコ、ハコバンドのあたりが興味を持ったので、このディスコ好きのところなどは、「ラウンジ」のトークでぜひフォーカスしたい。
ディスコにかかわる中で、「YMOとは、ジョルジオ・モローダー+寺内タケシとブルージーンズであることに気づいた」とか、「DJというのは盆踊りにおける音頭取り」など至言も山盛り。
僕はいわゆるミュンヘンものとか、当時は「バカチョン」と呼ばれていたもの(今は「バカチョン」という言葉は放送でも、文字媒体でもは使用自粛用語)などが徹底的にバカにされ、それに付随してディスコ自体がひとくくりでバカにされていることに、忸怩たる思いがあるもので、これは快挙というか拍手喝采を送りたい。
また、日本ではかなり早くからラップ/ヒップホップの要素を取り入れてきたが、「(日本語の)ラップは韻を踏む必要はない。日本は頭韻だ」などもラップの核心をついている。
プレジデントBPMのジャケットを、モータウンから出たマジック・ディスコ・マシンのジャケットからぱくったといわれ、あ、なるほど、と思った。しかし、そのマジック・ディスコ・マシンを知ってる人はどれくらいいるんだろう。これはまだCD化されてない。
そして、結局ムゲンでバーケイズを見てそのかっこよさにしびれた彼は、「俺はバンドマン」だと再認識する。
そのあたりも含めて、「非アカデミックなものがアカデミックなものに勝つという瞬間こそロックンロール」というあたりにめちゃ個人的に共感する。
そして、ディスコ、ラップ、ハウス、トランスと次々と音楽のスタイルを上手に波乗りするサーファーのように、波と戯れているところがほんと、うらやましいというか、リスペクトというか、すばらしいと思った。
これも気に入った。「ロックバンドは煮物じゃなくて、炒め物。強火で炒めて、さっと作るのがいい」
あと、近田さんのフォーク嫌い、そこから発展してデラ・ソウルとかア・トライヴ・コールド・クェストあたりもフォークっぽいから嫌い、というあたりがめちゃおもしろかった。
「あの日に帰りたいなんて思わない。戻るのが嫌い。いつだって今が一番楽しい」っていうのが潔くていい。そう、この自伝では昭和、平成、令和といろいろなエピソードが描かれ、昭和史、平成史になっているのだが、近田さんは今でも現役バリバリだ。
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■2021年3月17日(水)近田春夫回 「ソウル・サーチン・ラウンジ53E回」~近田春夫さんを迎えて~”考えるヒット”を考える
概要
タイトル 「吉岡正晴のソウル・サーチン・ラウンジ~No.53E~近田春夫さんを迎えて~”考えるヒット”を考える」
日時 2021年3月17日(水)18時30分開場、第一部=19時30分~20時30分、第二部=21時~22時 (入れ替えなし、通しでお楽しみいただけます。時間は多少前後します。だいたい伸びます)
場所 カブキラウンジ
住所 東京都新宿区歌舞伎町 1-23-13 TC大滝ビル5階 (1階は出会いカフェ・キラ)
電話 03-6205-5125
入場料 2000円(1ドリンク付き)当日、現地でお支払いください。
出演
司会 吉岡正晴
ゲスト 近田春夫 (ミュージシャン、プロデューサー、『調子悪くてあたりまえ』著者、コラムニスト)
サポートDJ OSA (さすらいのラーメンサーチャー)
http://kabukilounge.tokyo/
座席数 約20 (通常の定員より減らします)
予約方法 下記メールアドレスへ「ソウル・サーチン・ラウンジ53E」(近田回)参加希望と書き、参加人数、お名前、連絡先などを明記してお送りください。24時間以内に折り返し、確認メールを差し上げます。なお、携帯メールなどで受信ドメイン指定をされている方はsoul_searchin_lounge@yahoo.co.jp からのメールを受信できるように設定してください。予約なしでも入れますが、予約をいただけば優先的にお席を確保いたします。
予約メール送り先
soul_searchin_lounge@yahoo.co.jp
ポイントカードお持ちの方、ポイントしっかり押します。ポイント10個で素敵なプレゼント進呈。
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その前に、3月8日に1月回の延期回を開催。
■ソウル・サーチン・ラウンジ56C回~グラミー賞大予想
概要
タイトル 「グラミー賞2021大予想、阿多真人さん、カール南澤さんを迎えて」
(1月20日、3月1日から再度延期日程)
日時 2021年3月8日(月)18時30分開場、第一部=19時30分~20時30分、第二部=21時~22時 (入れ替えなし、通しでお楽しみいただけます。時間は多少前後します。だいたい伸びます)(飲食の20時規制が続く場合は、中止になる可能性もあります)
場所 カブキラウンジ
住所 東京都新宿区歌舞伎町 1-23-13 TC大滝ビル5階 (1階は出会いカフェ・キラ)
電話 03-6205-5125
入場料 2000円(1ドリンク付き)当日、現地でお支払いください。
出演
司会 吉岡正晴
ゲスト 阿多真人 (音楽評論家、グラミー賞研究家、DJ)
カール南澤 (音楽評論家、DJ)
http://kabukilounge.tokyo/
座席数 約20 (定員を減らしております)
予約方法 下記メールアドレスへ「ソウル・サーチン・ラウンジ56」(グラミー回)参加希望と書き、参加人数、お名前、連絡先などを明記してお送りください。24時間以内に折り返し、確認メールを差し上げます。なお、携帯メールなどで受信ドメイン指定をされている方はsoul_searchin_lounge@yahoo.co.jp からのメールを受信できるように設定してください。予約なしでも入れますが、予約をいただけば優先的にお席を確保いたします。
予約メール送り先
soul_searchin_lounge@yahoo.co.jp
ポイントカードお持ちの方、ポイントしっかり押します。ポイント10個で素敵なプレゼント進呈。
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【2021/2/22 オンライン開催】杉作J太郎 松山サミット
日時2021年2月22日(月)20時~22時
▼今回のテーマ
「新型コロナウイルス時代を生き抜く & 民芸品」
▼【現在お知らせできる出演者】
★近田春夫(ミュージシャン)★
川口奈緒美(松山のクラブのママさん)
下井草秀(「近田春夫自伝 調子悪くてあたりまえ」編集者)
ひなた狼(タレント)
角田龍平(弁護士、俳優)
内田名人(現代文化研究家)
杉作J太郎(詩人、映像製作)
よろしくおねがいします。
【視聴チケット】 料金:2,000円
購入先→
https://jtarosummit20210222.peatix.com/view
(アーカイヴ3日間)
Tokyo Speakeasy 2/3/2021 25:00-26:00
https://audee.jp/voice/show/27800
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ソウル・サーチン・ブログは2002年6月スタート、2002年10月6日から現在まで毎日一日も休まず更新しています。ソウル関係の情報などを一日最低ひとつ提供しています。
これまで完全無給手弁当で運営してきましたが、昨今のコロナ禍などの状況も踏まえ、広くサポートを募集することにいたしました。
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ソウル・サーチン・ブログ・トップ
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