■■ソウル・サーチン・アーカイヴ・シリーズ 020 ~「才能は誰にでもある。要は引き出されたかどうかだ」と「評価されない覚悟を持ってやっている」 ■■
■■ソウル・サーチン・アーカイヴ・シリーズ 020 ~「才能は誰にでもある。要は引き出されたかどうかだ」と「評価されない覚悟を持ってやっている」
■■
(本作・本文は約2000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字換算すると、4分から2分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと7分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
~~~~~
「才能は誰にでもある。要は引き出されたかどうかだ」
2010年05月15日(土)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10535094802.html
【Everybody Has Talent : Talent Should Be Pulled Out By Somebody】
才能。
2010年5月13日(木)のNHKテレビ(1チャンネル)午後の『スタジオパーク~』を見ていたら、作家の渡辺淳一さんがゲストででていて、いろいろな話をしておられた。その中で、子供は褒めて育てなければならない、みたいな話をされ、とても感銘したので、その一言をツイッターに書き込んだ。
「才能は、(その人に)あるか、ないか、じゃない。誰かに引き出してもらえたか、もらえなかったかなんだ。だから、子供は褒めて、(才能を)伸ばしてあげて」(渡辺淳一、2010年5月13日、NHK-TV『スタジオパークからこんにちは』での発言)13:28:52
一度しか見ていないので記憶で書くが、こういうことだ。
(渡辺淳一さん)
人にはもともとたくさんの才能がある、誰にだって才能がある。才能がない人なんていない。その人に才能があるか、ないか、という問題ではない。その才能を、誰かに引き出してもらえたか、どうか、ということだ。その才能を引き出すために、褒めるということはとてもその人のやる気がでて、モチヴェーションがあがる。だから、特に子供は褒めてあげて、やる気をださせ、引き出すのがいい。
この、「才能がない人なんていない。それが眠ったままか、どうか、うまく、引き出されたかどうかだけの違い」というところがすごくすばらしいと思った。
確かに、褒められてうれしくない人なんていない。褒められれば、やる気がでる。やる気が出れば、いい結果がついてくる。
僕なんかも、初めて見るアーティストをうまい・下手を基準に、才能があるかないかなどと判断してしまうことがままある。もちろん、1回見ただけではおそらくわからないのだが、最初に見てつまらないと思ったら、2回目を見に行く可能性は大きく減るわけで、その第一印象が残ったままだったりする。
また逆によく知っているミュージシャンやアーティストでも、長い付き合いの中で、へえ、彼/彼女はこんなこともできるのか、などと驚かされることもある。それは別の才能が出ているわけで、そうした埋もれた才能を引っ張り出すのは、たとえば、プロデューサーなどのひじょうに重要な仕事になるだろう。まだ見つけられていない才能を見出すこと。それは、とても意義のある仕事だ。
ENT>ESSAY
~~~~~
「評価されない覚悟を持ってやっている」
2010年05月16日(日)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10536035772.html
◆「評価されない覚悟を持ってやっている」
【Preparation For Not Appreciated】
覚悟。
5月13日にNHK-TVで渡辺淳一氏の「褒めて、才能を引き出そう」という話を聞いたと思ったら、翌日たまたまつけたテレビで作家の冲方丁(うぶかた・とう)氏が、「自分は怒られて育った。自分の父親からは何をやっても褒められず、怒られてばかりで、それでこんちくしょうと思ってやる気をだした。今思うに、欠点を指摘してくれる人は、本当に貴重だ。自分は作品を作るときに、評価されない覚悟をしてやっている」といったことを語っていた。テレビ番組は、5月14日放送のフジテレビ系の朝番組『とくだね!』だ。そのインタヴュー・コーナーで、中野アナが彼の自宅に行き、インタヴューをしていた。その中での発言だ。
(冲方丁(うぶかた・とう)さん)
これも、ご意見として本当にもっとも。何かクリエイティヴなものを作っている人は、常に、それが評価されないということを覚悟していなければならない。正しい評価とは何か、というのはちょっと別の問題なのだが、いずれにせよ、自分が作った楽曲やレコード、小説、絵画、写真などが評価されなくても、それに腐っていてはだめということだ。
褒めて才能を引き出すのもひとつ。叱って才能を引き出すのもひとつ。ただ、最近の傾向だと、叱るとすぐやめてしまったりするので、どちらかというと、褒めて才能を引き出すほうが、大勢ではないだろうか。スポーツ選手を育てるのも、昔はスパルタ式が当然のように思われたが、最近は少しばかり勝手が違うようだ。
人間は誰でも、無意識のうちに、何かしら、評価されることを望んでいる。そして、評価されモチヴェーションがあがり、やる気がさらにアップし、いい結果につながっていく。欠点を知り、それを修正することによって、自分のレヴェルがあがる。それも、真理だ。
さて、あなたは叱られて伸びるタイプか、それとも、褒められて伸びるタイプか。
ENT>ESSAY>
~~~~~
■サポートのお願い
ソウル・サーチン・ブログは2002年6月スタート、2002年10月6日から現在まで毎日一日も休まず更新しています。ソウル関係の情報などを一日最低ひとつ提供しています。
これまで完全無給手弁当で運営してきましたが、昨今のコロナ禍などの状況も踏まえ、広くサポートを募集することにいたしました。
ブログの更新はこれまで通り、すべて無料でごらんいただけます。ただもし記事を読んでサポートしてもよいと思われましたら、次の方法でサポートしていただければ幸いです。ストリート・ライヴの「投げ銭」のようなものです。また、ブログより長文のものをnoteに掲載しています。
オリジナルはソウル・サーチン・ブログ
ソウル・サーチン・ブログ・トップ
https://ameblo.jp/soulsearchin/
noteでの記事購入、サポートのほかに次の方法があります。
方法はふたつあります。送金側には一切手数料はかかりません。金額は100円以上いくらでもかまいません。
1) ペイパル (Paypal) 使用の方法
ペイパル・アカウントをお持ちの方は、ソウル・サーチンのペイパル・アカウントへサポート・寄付が送れます。送金先を、こちらのアドレス、 ebs@st.rim.or.jp にしていただければこちらに届きます。サポートは匿名でもできますし、ペンネーム、もちろんご本名でも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。
2) ペイペイ(PayPay) 使用の方法
ペイペイアカウントをお持ちの方は、こちらのアカウントあてにお送りいただければ幸いです。送金先IDは、 whatsgoingon です。ホワッツ・ゴーイング・オンをワンワードにしたものです。こちらもサポートは匿名でもできますし、ペンネーム、もちろんご本名などでも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。
3) サポートしたいが、ペイペイ、ペイパル、ノートなどでのサポートが難しい場合は、 ebs@st.rim.or.jp までご連絡ください。銀行振込口座をご案内いたします。(ちなみに当方三井住友銀行です。同行同士の場合、手数料がゼロか安くなります)
コロナ禍、みなさんとともに生き残りましょう。ソウル・サーチン・ブログへのサポート、ご理解をいただければ幸いです。
ソウル・サーチン・ブログ運営・吉岡正晴
ANNOUNCEMENT>Support
~~~~
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?